クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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コメント欄にお問い合わせもいただきましたので
ご連絡差し上げますが、来る4月7日のクワタ横浜には
諸々に事情から出品いたしません。

ただご予約をいただいている関係上、当日会場には
来場いたします。(7日受け取り希望の方がいらっしゃいます。)

尚、ご予約をいただいている方 当方より随時
ご連絡を差し上げますので少々お待ちいただければと
思います。勝手を申し上げて誠に申し訳ありませんが
よろしくお願いいたします。

そんなこんなでご予約をいただいた個体の
準備を中心に今日のクワ活です♪



中甑のミヤマ。
全部で12頭ご予約いただいております。
中甑のミヤマ幼虫の販売は今回で最後となります。
けっこう大きくなっていましたね^^)

現在国産ミヤマの幼虫は産地のみで表記しますと
北海道2産地 宮崎県2産地 北鎌倉 伯方島 中甑島 黒島
伊豆大島(イズミヤマ) 御蔵島(ミクラミヤマ)
奄美大島名瀬(アマミミヤマ)がいます。
このうち自己ブリードの中甑島 伊豆大島 北鎌倉の
幼虫たちはかなり大きくなっています。
ミクラミヤマ アマミミヤマは幼虫購入ですが
早い段階での購入なので、こちらもかなり大きくなっています。

これからの季節、温度管理が必須のミヤマクワガタの幼虫たち。
部屋の模様替えも考えに入れての飼育となります♪




ホントなら島の画像を用意して・・・
なんて準備が必要なんですが、あまりにも唐突だったので
いきなりの記事UPです。



神津島のクワガタ画像はこのミクラミヤマのみ。
あっ!神津のネブトとヒラタの画像も
あると思います。



神津のネブトです。

伊豆諸島で記載されている、唯一ミヤマが2種いる島です。

ウチにいる神津島のクワガタは
ヒラタ2ペア。ノコ2ペア。ネブト1ペア。ミクラミヤマ1ペア。

どれも魅力的な個体ばかりです。(自画自賛。。)

ボクが住む関東から神津島に渡島するには
竹芝桟橋からが便利ですね^^)
伊豆大島に行くときは前日の夜、出航のさるびあ丸で仲間との
楽しいおしゃべりを交えながらほとんど仮眠状態で
朝の4時半~5時に伊豆大島に着きます♪
と、まーこれくらいしか書けないのですね。。

あまりにもびっくりしたのでつい書いてしまいました^^)



発酵マット。
一次発酵 二次発酵 微粒子 無添加・添加 生オガ・・・
いろいろ名称はありますが、何が一番いいの?
と、よく聞かれます。。。
そのとき必ずと言っていいほどの答えは
『自分が使い慣れたマット❤』と、答えています。

で、今日は銘柄や種類のことではなく、単純に飼育を楽しむという
上でマットを使った飼育の楽しみ方、醍醐味などを
書いてみたいと思います。

まず、マット飼育で大きくしたいという方。一般的に
ノコやドルクス系はどぉしても菌糸に軍配が上がるので
飼育レコード狙いというより、そこそこ見栄えのする大きさで
カッコイイ個体♪ これは狙うと楽しいですよ^^)



もちろん温度のかけ方や交換タイミングなんかも大きく影響を
及ぼしますが、最初からじっくりと時間をかけてしっかり飼育して
あげると思いもよらない大きくてカッコイイ個体が孵ってきます。
オオクワやコクワなどは途中まで菌糸で最後をマットというのも
いいと思います。ノコやヒラタではポピュラーな飼育方法です。



全編マットでしかも大きくかっこよくでしたら
ネブトは楽しい・・・・うーん。。あまり触らないほうが
好結果だったりしますけどね^^)ネブトはどちらかというと
いろいろな趣味をお持ちだったりする方やクワ飼育に時間が
取れない方、いろいろ飼育している方向きかもしれない。
産卵セット⇒多頭飼育⇒個別飼育ぐらいで羽化してきますからね^^)
特大を狙う場合はその限りではありませんが、そこそこの手の入れ方で
大きく羽化してきます♪



一部菌糸でも(カワラの朽ちたやつ)でも飼育できるとされる
ミヤマクワガタ。けっこう楽しんでいて
マットのブレンドや詰め方を試行錯誤しているときが
一番楽しかったりします。ここのところ嵌っているのが
黒土をどのタイミングでなくしていくか?とか、
成長曲線がどこでグワっと上がっていくか?を見つけて
他の個体で、自分の観察したことを実践してみたりするのに
時間を費やしています。
外産と国産と半々だったのが徐々に国産の
比率が高くなっています。



同じミヤマでも明らかに食性が違うミクラミヤマ。
マットのブレンドに頭を悩ませたり、産卵セットをあれこれ考えたり
する時間がとても好きで、4月に入ったらペアリングを
考えています。ちなみにアマミミヤマのほうがミヤマに食性は
近いです。



ミヤマと同じように楽しめるのがマルバネ。
マルバネ ミヤマ ネブトは市販の同銘柄2種のマットで
飼育できるから、この3種は同時に飼育できます。
ここでネブトは長くても約一年、ミヤマは個体によって
一年~二年、マルバネは二年と二年を一スパンで考えられれば
かなり楽しめると思いますよ♪

マルバネは赤枯れが必要とかもありますが、幼虫の食べカスマットを
うまく流用できれば、そんなに赤枯れに依存する必要はありません。
ミヤマの黒土を減らしていくようにマルバネは赤枯れの比率を
少なくしていくような工夫を考えています。

マットはそれこそずーっと使い続けていると、だんだんと良しあしが
分かってきます。バッチシ決まったマットに入れて何か月かあとに
デッカイ幼虫とご対面したときはもう^^)楽しくて
仕方ありません♪




ヒラタの飼育は簡単で・・・
と、よく書かれていますが、確かに簡単ではあります。
でもズボラに飼育できるかと言われるとちょっと違います^^)
今回はヒラタに特別思い入れがある方以外の方に
お送りいたします。



注意点1:羽化後最低でも4ヶ月経過したほうが
     成功率は上がります。個体を管理している
     環境でも変わりますが、ボクのところでは
     羽化後翌年のほうが産みがいいです。

注意点2:これはどのクワガタでもそうですが
     充分に成熟させること。これ、すごく大事です♪



注意点3:ペアリング時の♀殺しは充分に成熟していないか
     環境の変化によるところが大きいです。
     意外と仲がいいですよ。ただ交尾が済んだら
     早めに分けたほうがいいです。♀が産卵場所を探すために
     ケース内を動き回ったりは♂の逆鱗に触れるようです。



注意点4:産卵セットの温度は暑すぎても寒すぎても
     ダメだったりしますね^^)国産の場合
     活動時期が早いので、それに合わせて産卵させたほうが
     好都合だったりします。暑すぎると産まないことも
     あるし、寒すぎると産卵セットの中で越冬モードに
     入ってしまいます。外産の場合はこの限りではありませんが
     生息地の温度は調べておいたほうがいいかもしれませんね♪

注意点5:ノコ ミヤマ ネブト マルバネのように爆産には
     なりません。20も採れたら成功だと思っていいと思います。
     ♀は産卵セットから取り出しても生存している個体のほうが
     多いです。産む数は減りますが産まないわけではありません。



と、羅列はしましたが細かい配慮は他のクワガタと
同様で大事に飼育すれば、ヒラタならではの
いぶし銀で渋い個体に出会えます。


これ、敢えてやろうとしたわけではないのですが・・・
島ごとに各種を明記するのも面白いと
思いまして^^)
あっ!ボクの場合はマニアックな種類まで
手が回りませんのでね^^)
いわゆる普通種とか人気種と呼ばれている種類だけです。

中之島 ノコ ネブト
西表島 ノコ ヒラタ ネブト マルバネ コクワ
小値賀島 ノコ ネブト 
伯方島 ノコ ヒラタ ミヤマ オオクワ
中甑島 ミヤマ ノコ ヒラタ
伊豆大島 ノコ ネブト ヒラタ
種子島 ノコ ネブト ヒラタ
屋久島 ノコ ネブト
黒島 ノコ ミヤマ
利島 コクワ ミヤマ
壱岐島 ノコ ヒラタ
神津島 ノコ ヒラタ ネブト ミクラミヤマ 
八丈島 ノコ ネブト コクワ
与那国島 ヒラタ ネブト
奄美大島 ノコ ヒラタ ネブト アマミシカ アマミミヤマ
与路島 ネブト ノコ スジブト
石垣島 ネブト マルバネ
諏訪之瀬島 ノコ ネブト
思いつくまま2種以上いる島を並べてみました。
亜種もいますが種名で明記しています。



まだいるかもしれませんが記憶にあるのはこれくらいです。
意外なのは神津島で、ここにイズミヤマを加えれば
かなり・・・と言いますか?趣味として
いい感じに集まっていますね^^)

 

ここでお気づきかもしれませんが、沖縄本島とその周辺離島は
持っていないのですね^^)
このような収集の仕方は標本の方々のほうが多いと思いますが
飼育でもなかなか楽しめたりします。

マルバネがいる島で、マルバネを含めた収集ができるのは
現在では西表島のみです。


ただ、これは種類を突き詰めた故の集まり方で
意識して飼育・収集するとちょっと大変かもしれませんね。
5種類ぐらいの飼育で温度管理に幅があるので
局地的(ワインセラーなど)に冷やしたり温めたりは
できないことはないけど、一部屋の中で温度差を見つけたほうが
気持ち楽かもしれませんね^^)



いろいろと国産の産地を探した結果ですので
どうか四方山話でお願いいたします。














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