クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ちょうど交換時期と合わせてアマミミヤマ幼虫ご購入の
オファーをいただき、今日は温度もそこそこなので
両種のエサ交換を行いました。



ミクラミヤマの幼虫。一年で孵ると聞いていたけど
どうもウチでは2年かかりそうです。
周りに糞が多数見受けられますので交換時期は
丁度よかったのかもしれません。



今回使用するマットと黒土。
もう3令なので黒土はエッセンス程度です。
配合したときに比率を緩和するために使う程度です。

今回は 無添加微粒子マット Uマット 完熟マット
を中心に今まで使用したマットのフルイ掛けとバンブーマット。
バンブーマットは、主にミクラミヤマに使用します。



配合率は若令より高栄養に振っています。
ここからは交換期間が長くなるので、詰め方等も
いろいろ注意を払います。ヒントは容器がガラスだということ♪

ミクラミヤマのマットを作って交換を終えたら、残りのマットを
ベースにアマミミヤマのマットを作ります。
アマミミヤマは黒土の配合率をミクラミヤマより多めに設定します。
このときの配合率はミクラミヤマで作ったマット残の状態で
少しづつ変えていくので、この比率みたいなことが
書けないことをご了承ください。
さて、この状態でこの夏を超えて来年の今頃の羽化になるのでしょうか?
お次はミヤマクワガタのエサ交換です。


そういえばこないだちょっと話が出た
クワガタの寿命の話。
まず飼育環境で左右されるということは
大前提なのですが、冬場クワガタの生息可能な
温度帯を維持できるような場所で飼育できれば
外産種もそこそこ長生きします。
外産種で日本の四季に沿った温度帯で飼育できるのは
オオクワガタなどのドルクス系・・・
でもヒラタとかはやはり最低限の保温は必要かもしれません。



国産種は越冬する種類もいますから、ある程度の温度耐性は
あります。ここで羽化からまでの期間なのか?
活動開始してからの期間なのか?で、寿命の長さの認識が
大きく変わることをご理解いただければと思います。



まず羽化から数える期間ですと、ノコ・ミヤマで約1年
コクワ・ヒラタで長いと3年 オオクワで3年~
(あくまでも一般的な見解です。個体によって変動はあります。)
ネブトは~1年ぐらいでしょうか?

活動開始からの寿命はノコ・ミヤマで2ヶ月~半年
ネブトで約半年 コクワ・ヒラタで2,3年 オオクワは3年から5年?



活動開始後、寿命を延ばして長く成虫を楽しみたいのなら
交尾をしていない個体のほうが長生きです。
交尾をさせると♀はもちろんのこと
♂も交尾時に栄養分も♀に送るので寿命は短くなります。
ノコやミヤマは活動開始後、交尾産卵をしなくても越冬は
しないので、ドルクス系のような寿命にはなりませんが
環境さえ整っていれば自然下では考えられないほど
長く生きている例が多数ありますね^^)



ここで寿命を延ばす環境って?となると思うのです^^)
夏場の温度上昇や蒸れは大敵です。
一度でも採集に行かれれば実感するのですが
自分がふだん生活しているところよりひんやり感を感じると思うのです。
(感じる前に山登りで汗だくになることもありますが。。)
このひんやり感は単に温度が低いだけでなく
風通しや湿度が総合して感じさせることなので、同じような環境(状況)
を作るよう心がければクワガタは意外なほど長生きしてくれます。

尚、種類によって環境の整え方も様々です。
全て書こうとするととてつもなく長くなるので
また追々UPさせていただきます♪


明日は・・・と、書こうと思いましたが
もう今日なんですね。。

本日は久しぶりと言うか、時期になったので
アマミミヤマのエサ交換、白老のミヤマのエサ交換を
しようと思っています。



白老町産は昨年ワイルドで入手。友人が採卵して
戻ってきた幼虫です。確か複数ペアで入手して
型がいろいろだった記憶があります。
(まだ当時は型に拘りが・・・というより分かっていなかった。。)



あとオオクワの産卵セットを組みます。
伯方島 対馬 北峰(ホペイ)
オオクワの産卵セットはこれにて終了ですね^^)



たしか材はまだあるのでアマミシカもセットしたいところ。
ここまではなんとかできると思います。

ずーっと後回しになっているヒラタのペアリングもしないとね^^)
けっこうレア産地の交尾済み♀がいるのでヒラタは
自分で思っているより数が増えそうです。
ノコは伊豆諸島系が活動を開始しているので
そろそろペアリング。まずはハチジョウノコからです。



今期は2年越しの幼虫もいるので産卵セットは少し控えめ。
羽化してくる個体もこれから増えてくるので
成虫の数が・・・♪



やっと新しい画像が入れられるようになりました。
なんでかんで10年近く書かせていただいているので
画像もたまります^^)
さて、今回はハチジョウコクワガタです。



中之郷産WF1.

最近は生息範囲が広がっているようですね?
そろそろワイルドも入荷しているのではないでしょうか?



ハチジョウコクワは伊豆諸島に生息するコクワで
唯一亜種とされています。
ここでも散々書かせていただいていますが
伊豆諸島でコクワを多数見たことがあるのは利島産のみで
他の島はあまり見かけたことがありません。



この個体はあまり大きくはないけれど
上翅の赤味やフセツの細さなどしっかり特徴が出ていて
個人的には気に入っています。



コクワはこのハチジョウコクワ以外では
ヤエヤマコクワ トカラコクワ(中之島) 
コクワ(藍島 壱岐島 壱岐・長島 利島)と蛹中です。
壱岐・長島産は残念ながらペアにはなりませんが
他亜種他産地はペアになりそうです。
いずれも販売予定ですのでお気になられた方は
遠慮なくお申し付けください^^)






今年はミヤマを飼育しているので
ムシベヤの室温は低め。。
なので、羽化時期が若干遅れています。

特に先日悲しい結果になったヒラタなど、
温度は低ければいいというワケではありません。



オオクワガタもやーっと蛹になってくれまして♪
今年は神崎と台湾の2種だけですが、久しぶりに見る
大型ドルクスの蛹は嬉しいものです^^)



一番困るのはノコのみなさん。。
画像のクチノエラブとかトカラはいいのですが
本土ノコがね、、まだ寝てたりするんですよ。。
6月の産卵セットって、ウチではけっこういい結果が出ているので
もう爆食してくれてないと困るのですが。。。



ネブトたちの羽化も遅れています。
仲間たちの2ヶ月遅れ。。。
ちょっと遅いですよね。。。
ただ、今年は去年より♂も♀も大きめ❤

いい結果がご紹介できるといいのですが^^)


material by:=ポカポカ色=