クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやぁ今週は長かったです。。
なんでこぉなるんだろ?っつーぐらい忙しかったです。
それでも一応クワのほうも見るには見れていたので
少し安心なんですが^^)



ヨーロッパミヤマのみなさんもすくすくと育ってくれていまして♪
特に2年目のアクベス ユダイクスもそうなんですが、ケルブスが
とんでもない大きさになっていて非常に嬉しいのです♥



ヨーロッパミヤマ亜種はミヤマの飼育難易度としては易しいほうでは
ありますが、やはり大型はその限りではなくいろいろと気を遣います。
(気を遣っているつもりです♪)

ミヤマばかりに気を取られているか?と言われるとそうでもなく、
ノコのみなさんも大きくなっています。そろそろ交換時期でもあるので
近日中に記事として挙げられると思います。



とにかくこの状況下でもあるので、休みはクワ活に勤しみます♪




ちょこちょこと幼虫で入手していた外産ミヤマですが
少しづつ蛹化・羽化が始まっています。

 (画像はヒメミヤマ)

まだ画像にしていないので追々画像付きで
再度紹介させていただきますが、ちょっとププッとされてしまう
個体もいますので、その辺はお手柔らかにお願いいたします^^)

 (画像はタイワンミヤマ)

外産ミヤマを飼育し始めたときに見るもの全てみたいな
感じで、入札・落札をしていた個体たちなんですが
ゲアン チベット・・・このあたりが揃いそうです。
ちなみに幼虫入手です。画像のタイワンミヤマを皮切りに
今年4月(ぐらいですか?)のクラーツなどもそうですね♪

 (画像はクラーツミヤマ)

特に嬉しいのがゲアンミヤマで、だいたい落札後 追加交渉を
させていただき、出品数より多く入手させていただくのですが
(もしくは10頭で出品とかを狙います。)、ゲアンは3頭のみの
入手で、(数が採れなかったらしいのです。)その3頭でペアに
なりました♪(♂はイビツに羽化させてしまいましたが。。。)
チベットも1頭ほど落としたのみで♀は全頭羽化済み、♂が2頭
蛹になっています。今期はテトラオドン クリイロなども
入手しているので、そちらも楽しみです。
そうそう^^)忘れているわけではありません♪
ラエトゥス・・・大きくなっています♥



この時期の羽化は何度か経験していますが
ちょっと嬉しいですね^^)



蛹室にキノコの子実体が出来てきたので取り出しました。
うーん。。。画像ですとしっかりブルーなんですが、
肉眼では青と緑が混在しているように見えています。



でも血統モノで入手しているので見事に遺伝していますね♪
これは素晴らしいことだと思います。
しかし・・・画像では完全なブルーですね^^)



実はこの個体、かなりイレギュラーな羽化なんですね。
兄弟は大きく育っているし、まだ幼虫だし。。
そんなわけでこの子は小さい(と言っても普通サイズですよ♪)
のですが、他の系統(血統)と掛け合わせてみるのも
面白いかもしれません。


簡易人工蛹室にとりあえず入れといた蛹。
仕事に追われている間、今度は動かせない状態に
なってしまいました。。。



ルニフェルミヤマ原名亜種。ネパール・シスネリ産です。
♀だと思って800に入れといたら♂だったんですね^^)



今週初めに羽化を開始して、乾燥が著しかったので
キッチンペーパーを入れ替えました。
まぁサイズはともかく金の微毛が生え揃ってキレイです♥



相変わらずの腹が白い状態ですが、実はこのタッパーで
羽化させています。
ルニフェルは♀2頭とこの♂が1頭羽化しているのですが、
♀が1頭酷い翅パカです。。残り6頭が現在蛹です。
容器側面から見えない容器が2つほどありますが、蛹室と思われる
部分があるのでたぶん・・・というのもありますが^^)
一応ですね、大きな♂もいますのでまた追々ご紹介できると
思います。お問い合わせもいただいているので
少々お待ちください。よろしくお願いいたします。


ノコやミヤマの場合、幼虫の飼育期間と言うのは非常に大事で
どのステージでゆっくり育ってもらうかはけっこうカギにような
気がします。



ノコとミヤマにおける幼虫飼育の共通点として挙げられるのは
2令から3令に加齢する期間が共通します。
2令初期で産卵セットから割り出した個体は約3ヶ月後
3令に加齢していますが、このときはまだ透き通った部分が
大半を占め、クリーム色の部分が斑にある程度で、まだまだ
成長する予感を感じさせます。この交換で大きな容器に移すのですが
この容器は長い期間引っ張ります。これはノコもミヤマも同様で
ミヤマに関してはこのまま羽化ということも考慮に入れて容器を作ります。



ノコの場合は菌糸・マットの両方で飼育できます。菌糸に入れた場合
そのまま羽化まで持っていくことは可能ですが、菌糸の劣化具合を
考慮に入れなければならないため、もう1本(もしくは2本)は必要と
考えていたほうが事故は少ないように感じています。



ここでノコとミヤマの幼虫飼育で決定的な違いは飼育温度です。
ノコの場合は22℃~と温度は高め。ミヤマは24℃辺りでも落ちはしませんが
適切なという表現を借りるとやはり20℃以下のほうが無難な気がします。
(種類によっては24℃という温度は危険なこともあります。)
ところで、このミヤマ飼育に適した温度、一番は幼虫の生育にあるのですが
エサ(マット)の劣化速度を抑えることにも一役買っています。
よく長い期間を持たせるために加水量多めにして・・・的な書かれ方を
している飼育記事を読めるのは、温度が低いからこそできるのですね^^)



それでは大型個体を羽化させるためにどう持っていくか?
ミヤマは2年という歳月をかけたほうが羽化した個体のサイズに
期待が持てます。(もちろん幼虫が大きいという前提の下です。)
だいたい1年で3令後期にはなりますので、残りの1年は3令後期のまま
じっくりと幼虫期間を過ごしてもらうことが大事なような気がするのです。
これはノコも同様で、菌糸で飼育していると劣化してしまい交換を
余儀なくされ、その交換時のショックで変態してしまいますが
これをマットに変えてミヤマほどの低温にしなくても、ノコ飼育における
低温を維持しつつ3令後期をじっくり過ごしてもらったほうが大型の
期待が高まります。ただですね、他種類ではセミとも言えるような
行為なので、飼育側(つまりボクですね♪)がそれをどう判断するか
が非常に大事となってきます。意外とモチベーションの維持を
できるかどうかが一番なのかもしれません♪



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