クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ある程度の種類を見れてきた外産ミヤマ。
失敗もしているので、どこをどぉみていくか?的なことも
少々理解してきました。



クワガタの大半は、ある程度成熟した個体であれば
温度をかけていくと活動を開始する、もしくは野外での活動期で
なくても産卵行動をさせることはできると思っていますが、
中にはそうでない種類も存在して、ミヤマは比較的多いかな?
という印象を持っています。



産地なのか?種類なのか?はたまたその両方なのか?は定かでは
ありませんが、そこに加えてある程度経過すると発生期とは
関係なく活動を開始する種類(個体?)も出てくるので
そこが飼育者側を大いに悩ませます。。



そんなことに思いっきり当てはまっているナンサーミヤマ。
動き出すだろうなとは思っていたので気を付けていたら
案の定 キッチンペーパーをボロボロにしていました。
他の種類と同じ場所で管理していたのに、他の種類は
影響を受けていないようです。ここもミヤマの面白いとこです。



♀は入手当時からかなりしっかりしていたから
起き出しのずれ対策として、ワインセラーに入れていたんですけど
ワインセラー内でも疑死行動が見られたので、♀だけでも後食させとこうか?
とも考えたのですが、いつも通り♂♀を同ケース仕切り付きで同居させることに
しました。やはりというか予想通り♂♀とも後食を開始しています。



そもそもフライミヤマ(シュパンスキー)を入手したときに
卓を埋めるために何回かイベントに持ち出して、それも影響しているのか?
と考えたこともあったけど、他の種類が寝ていることを考えると
これは種類や産地で変わってくるなと思い、個体ごとに細かく見出したのが発端です。
ナンサーに関してはフライと同グループということもあり、
ちょっと気にしていました^^)ちなみにですが、同グループだから
同じような行動を起こすとは限らないので要注意です。ただ判断基準を
決める時の参考にはなりますので把握をしとくと役に立ったりします♪



これから少しづつ起き出してくるであろうミヤマ各種。
ミヤマに関してはやれスタート地点だの発展途上だのと書いておりますが
そろそろ連戦連勝といきたいところです♪







入札していたらそのまま落札出来てしまうこと・・・
たま~にあります^^)これ・・・相場から考えると非常に
ありがたく感じます♪



そんな経緯でウチに来てくれたウォレスノコ。
久しぶりな外産ノコの入手です。



サイズもブリードするには申し分ないサイズです。
ビークワの最新号で外産ノコの特集を組んでいて
今回もグループ分けで記載されています♪
ビソングループになるんですね?ちょっと意外でした。



上翅の淵が白というよりクリームホワイトなところがお洒落です♡ 
ボクが存在を知ったときはちょっとびっくりしました^^)



このコロンと感もタマリマセン♡♡



外産ノコのいいところは♀も♂と同じような色だったり
するところです^^)全部が全部そうではありませんが
割と色付きの種類は多いですよ^^)

入手したはいいけれど、そのままブリードしないで終わったことも
多いウォレスノコ。今回はしっかりブリードします。








昨日の夏日のような気温で、一斉に活発になってきました
ウチのクワガタたち(^^♪ 先日は『離島』と大雑把な括りで
書かせていただいたので、今回は少々絞り込んで書かせていただきます。
一応ですね、自分で飼育した種類や興味がある種類のみとなります♪



南西諸島と聞いて真っ先に思い浮かべる島は、どこなんだろう?
クワガタ以外で思い浮かべるとしたら、各々いろいろかと思います。
ボクはトカラ列島あたりからを思い浮かべてしまいます^^)



トカラと聞いて一番初めに思い浮かべるのはトカラノコです^^)
トカラコクワ トカラネブト(ネブトは細かく亜種分けされています。)も
そうですが、最近 あまり見かけないタカラヒラタなんてのもいます♪



ここでお気づきかもしれませんが、トカラ列島からノコは
アマミノコギリ系になります。逆にコクワの本土系亜種は
トカラまで。奄美大島~は、アマミコクワ系になります。
マルバネなども奄美群島から生息しています。これ、間違っていたら
ゴメンナサイですが、アマミマルバネって、マルバネの最北端に
生息しているかもしれません。



日本では唯一生息している、アマミミヤマ(奄美大島のみ) アマミシカ
スジブトヒラタは、奄美群島のみです。
(ヒラタは日本に原名亜種がいないので全て亜種となります。)
アマミミヤマ アマミシカが台湾に近隣種がいることを考えると、スジブトヒラタって
日本から近いところに近縁種がいないんですよね。
ある意味非常に珍しい種類と言えます^^)
あと徳之島にはヤマトサビがいますね♡



種類で採集禁止になっている地域も奄美群島からです。
話が前後しますが、トカラ列島から亜種分けが一気に増えます♡
ボクはもう飼育はしていませんが、オキノエラブノコから
ノコの形状が変わります。大きくしても中歯っぽいアゴのノコに
なって、種類別で分けるとアマミノコの亜種となります。^^)



沖縄県に入っても魅力的な種類がいっぱいいます。
オキナワノコ イヘヤノコ オキナワヒラタ オキナワマルバネ オキナワネブト
イヘヤネブトと地名が和名になっているクワガタの中でコクワだけ
リュウキュウコクワになっているんです♪ まぁどうでもいいことですが
単純に面白いなと思っています。



八重山諸島に入りますとここにチャマルが加わります。
まだ飼育したことがないけど、一度は挑戦したい種類です。
日本最南端(?)に位置する与那国島産のクワガタは亜種分けされています。
ヨナグニネブト ヨナグニマルバネ 与那国のヒラタはサキシマヒラタに
なります。ちなみにノコは西表島までで、ヤエヤマノコは別種となります^^)

もしこれから国産種を飼育してみようという方、いらっしゃいましたら
採集禁止地域や種類は覚えておくと何かと役に立ちます。種類によっては
貸出しまで禁止している種類もいます。昨年からの状況下でワイルドの
入荷があるのか?は見えてきませんが、飼育品は出てくると思いますので
飼育品からお探しになるのもいいかと思います。あとですね、ざざ~っと
書いてしまいましたが、ネブトは別枠で書きたいぐらい種類が分かれています。

・・・最近 長文が続いて少々申し訳なくも思っていますが、
トカラノコの魅力に嵌ってからあれよあれよという間に国産種の魅力に
どっぷり浸かっています^^)日本国内にいない種類はともかく、
ミヤマ以外はなんだかんだで国産種に目を向けてしまいます♪




これ・・・漠然とし過ぎていますよね?^^)
好みの種類 背景などでいろいろ変わりますよね?
あと亜種分けされているされていないでかなり変わると思います。
ホント 個人の好みと拘りが最優先される部分ですから、一概に言えないのですが
ボクが知っている範囲で独断と偏見が、大いに入り混じった内容を
書かせていただきます^^)参考にもならないかもしれませんが
お付き合いいただけたら幸いです。



ノコ・・・少ないということはあまりないですが、宮島産は少ないし
野外では小さい個体しかいないようです。離島ではありませんが
北海道産の知床や釧路あたりになると激減します。流通量が少ないのは
前述の宮島に加えて、隠岐諸島 甑諸島は出ていたら買いだと思っています。
あと日本海側の離島モノは探さないとなかったりします。
何かレア産地がないかお探しでしたら、ヒラタがよく採れる(亜種含む)産地
ではノコが少ないです。福江島・対馬などは割と少ないですよ♪
本土ノコとしてよく見ることができる壱岐島 伊豆大島産は、
野外で70OVERが採れやすい産地として知られていますが、
飼育での大きなサイズはかなり技術が必要だと思っています。



コクワ・・・離島モノとなると全般的に数が少ない印象です。
あと比較的赤い個体が多いです。購入しようとするとそんなに
出回っていないのもコクワの特徴ですね♪ ちなみにですが、
離島でもコクワが優占種になっている島は存在します。



ヒラタ・・・ヒラタはノコと逆でノコが採れやすい産地はヒラタは少ないです。
壱岐島は行ったことがないので分かりませんが、伊豆大島では1♀見たことが
あるだけです。伊豆諸島ではハチジョウヒラタが有名ですけど、他の島のヒラタは
稀です。あとですねぇ。。これ・・・ボクもしっかり個体を見たわけでないので
あまり言及できないのですが、ツシマ ゴトウ イキに代表されるアゴが長くなる
亜種と本土ヒラタの中間に位置するようなアゴサイズのいる産地があります。
個体数は少なくないようですが、採集に行かれる方が少ないのと、
2019年か18年(ちょっと記憶が掠れています。)
に、その産地が出品されたときは異様な高値が付いていました。
同じようなことでは馬渡(マダラ)島産のヒラタはイキヒラタとされていますが、
飼育では本土ヒラタとイキヒラタ 両方の型が出ることがあります。



ネブト・・・ネブトも離島モノ全般少ないと言って過言ではないと思います。
ただネブトの場合 亜種も多いので、どうしてもそちらに目が行きがちです^^)
伊豆諸島全般 瀬戸内海周辺 五島列島 対馬 大隅諸島・・・
どこを取っても少ない印象です。産地によっては非常に高価になる産地も
ありますから、ご自分の好みや拘りを大事にコレクションされるといいと思います。



ミヤマ・・・こちらも離島モノとなると激減します。ただミヤマの場合
産地というと大型が採集される産地のほうが注目されますね^^)
ただ離島でも大型が採集される産地は存在しまして、佐渡島などは
大型が採れていますね^^)伊豆諸島の個体群はイズミヤマとして
亜種分けされているのはご存じの通り(^^♪ 他離島モノも少ないですが
その中でも激レアは黒島産。採集禁止地域にもなっているので、流通は稀な
産地となっています。ちょっと話が戻りますが、神津島(伊豆諸島)は
日本で唯一ミヤマが2種いる島です。

と、まぁ長々と書かせていただきました。
ボク個人として探しているのは礼文島・宮島のミヤマ 神津島のイズミヤマ
五島列島・対馬のノコ 一度手に入れて絶やしてしまった中甑島のノコは
あったら欲しいなぁという気持ちがあります。どちらにしてもなかなか出てこない
ので、気長に見ていきたいと思います。



久しぶりに国産ヒラタのお引き合いをいただきました。
画像も撮りましたので、詳細のご紹介を兼ねながら飼育における
違いなども書かせていただきます。

(左:屋久島 右:種子島)

そもそも本土ヒラタなので型的な違いはありません。画像ですと屋久島産の
アゴが長く見えますが、これは写し方と個体差なので違いのうちには入らないです^^)
それならなんで両方の島の個体を持っているのか?
地理的にもそんなに離れていないのになんで?と、思われる方も多いと思います。

(屋久島産)
5年・・・いやもう少し前ですか? 屋久島産も種子島産も激レアと呼ばれていた
時期があって、ボクが国産種をお世話になっているショップ様に入荷すると
頼んでおかないと手に入らないぐらいでした。入荷数が少ないのもそうでしたが
種子島産は飼育すると大きくなるので、余計拍車がかかったのですね。。

(種子島産)
近年では、発生時期がノコと比べて若干早いことが分かり、また種子島産は
現地在住の方が採集された個体が出品されたりしていますので、以前から比べると
目にする機会は増えましたが、出品点数から考えると個体数は少ないようです。

(屋久島産)
対する屋久島産ですが、こちらは現地在住の採集される方はボクは知らないので
本州からの採集家の方が採集された個体を入手することになります。
種子島同様発生時期は若干早いようで、入荷数は少ないです。屋久島産は
口永良部島噴火の影響とコロナ禍の影響で、入荷しているかも分かりません。。

そんな種子島産と屋久島産のヒラタですが、飼育においてはどうなのか?

画像の種子島 屋久島の♂サイズはそんなに変わらないんです。
でも飼育上では大きな違いがございまして♪
屋久島産はF3個体 種子島産はワイルドということをご連絡差し上げて
話を進めますと・・・



屋久島産は飼育個体でも大きなほうなんです。これを種子島産に
置き換えると、種子島産でしたら普通サイズになります。
種子島産は飼育では70に迫る個体が出てきます。



でも種子島産 野外品ですとこのサイズは少ないです。
屋久島も種子島も40台~50台が多く、屋久島産野外の60OVERはボクは
見たことがないです。ちなみになんですが、これをノコに置き換えると
逆転するんですね。。ヤクシマノコは飼育ではけっこう大型が出ますが
種子島産で60中盤あたりが出てきたら小躍りものです♪
(野外でも種子島産ノコは小さいです。数回65~という個体が出品されましたが
とんでもない価格が付いていました。)

環境が違うのか?血がそうなのか(入ってきた経路が違う)は定かでは
ありませんが、種子島と屋久島は近いし、型もそんなに変わらないのに
飼育すると明確な差が出ます。あとですね。。ノコは割と離島の個体って
入手しやすいのですが、ヒラタって個体数が多い島の個体でも入手が難しかったり
するんです。ボクがヒラタに傾倒していた頃 初めのころに入手できた
ヒラタとして思い入れがあったりします♪




material by:=ポカポカ色=