クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先日、告知した通り まずは洗い物を終え、
その次は置き場の配置転換 それからマルバネのマット交換と
一応予定通り コトは進みました♪



暴いてみると・・・顔を出しました^^)
デカイです!!



よっ!20g♡



こちらは先ほどの個体より一回りデカイ!!!



やっぱりの23g♡♡♡
しかし・・・コヤツらは今年羽化するのだろーか?



残りの個体はだいたいこんな感じ。。20gがもう1頭いた気がします。

マルバネのマット交換はミヤマの交換のときとやることはほぼ同じ
なのですが、ご存知の通り マットの配合が違います。
あと元々入っていたマットは上部の、ハエが侵食していたり
乾燥が激しい部分は取り除きます。糞は今まで取り除いていましたが
ここの処はすり潰して新しいマットに混ぜています。



こちらはマルバネの中でも難関種です。ようやく1年経過しました。
今回の交換で、500㏄プリンカップから1400へお引越しです。

ウチでは早くて2年 どんな種類でも大型幼虫はほとんどが
3年目に突入していますが、時間が掛かったからと言って
必ずしも大きな成虫が羽化してくるかは別問題です^^)
満足できる成虫が羽化してくるよう誠心誠意頑張る所存です♡




今回は産卵セット云々ではなく、ご行為の前段階について
書いてみたいと思います。



まず休眠期間ですが、昨年12月羽化なので休眠期間は申し分ないです。
ゼリーの減り具合も与えたら完食を繰り返しているので大丈夫かなと
思っています。あとは産卵セットを組んでペアリングとなるのですが、
ボクはミヤマの場合、割とペアリング前に産卵セットを組んでおくことが
多いです。産卵セットを組んで産卵場所に置き、温度も含めて
馴染ませておこうという考えがあります。



そんなワケでご行為が失敗すると、被害も大きいので慎重になります^^)
昨年は自信もなかったのも手伝って、使い回しが効くヒメミヤマのセット
を全般的に作ったのですが、今年は種類に応じたセットを作って待つことに
しています^^)少しスキルができたのもそうですが、まぁコストも
考えてのことです。。なのでペアリング・交尾前にしっかり性成熟して
いただいています。



ミヤマの産卵はルニフェルでちょうど折り返しになります。
これからイズミヤマ、ゲアンミヤマを飼育して、そのあとが
ドンミヤマ 自己飼育のミシュミ このあいだ入手したアクベスと
なるのですが、あとはスペースの確保が問題です♪




唐突に記事にしようと思いついたため、個体のお色直しなしの
画像でお届けいたします^^)
アマミヒラタの産地は全部で5つ♪
奄美大島 加計呂麻島 与路島 請島 喜界島
地域変異は無いに等しいですが、与路島 請島産は
♀上翅のスジが薄いようです。実際羽化した個体を見ても
そのような印象を持ちました。この5産地の中で一番流通が
少ないのは喜界島ですが、近年に見つかった産地で詳細は不明です。
以前はごく稀に販売されていましたけど、最近では聞かないです。



そんなアマミヒラタなのですが、ボクの中での国産ヒラタは
本土ヒラタと呼んでいる本州産を軸に、ナガヒラタとフトヒラタ
の3つに分かれていて、アマミヒラタはフトヒラタに属します♪



因みにナガヒラタと呼んでいるのはツシマヒラタに代表される
北九州側の離島に生息する亜種をそう呼んでいます。



アマミヒラタに話を戻しますと、ボクは大きくするのに
ヒトクセある印象を持っています。簡単に75とかには
ならないのですね。。なので飼育レコードの80越えは
羨望の的なのですが、記載されてからかなり経過しているので
やっぱり難しいのかなぁと、思っています。
産地的に大きくなるのはやはり奄美大島産です。
アマミノコ同様 他離島は少し小さくなるかなという印象がありますが
アマミノコほど顕著ではありません。だいたい極端に大きくしたことが
ないので、分からないというのが本音です^^)
今年は昨年羽化(画像の♂は2019年羽化)の個体がいるので
この時期に交尾・産卵させてみました。幼虫が採れたら
ツシマヒラタ同様 大きな個体が羽化できるような飼育を
試みたいと思っています♪





ここでひとつ難問がございます。。。



ヨーロッパミヤマのように大きな容器を使わなければならない
種類が増えるということは、当然大きな容器が増えるということで・・・
まぁアタリマエなことなんですが、スペースは限りあるので
置き場についてはかなり考えなくてはいけませんね。。。

実は温室をひとつ持っておりまして、
(画像を探したがありませんでした。。)
その中は上段がマルバネ 中段と下段は主に菌糸に入った個体が
鎮座しています。たぶん、菌糸に入った個体群は今年ほとんど
羽化してくるハズなので、そこが空くはずなんです。
空くはずなんですが・・・これがなかなか羽化してこない。。
と、言いましてもまだ5月ですからね。。ノコやコクワはうちでは
だいたい6月以降から羽化してくるので、ちょっとしたズレが出ています。。



マルバネを置いている棚に菌糸に入っている個体群を、マルバネと
入れ替えることも考えに入れて交換していかないとダメですね。。

実はマルバネ・・・飼育していて意外なことに気が付きまして、
恒温維持が望ましいのでは?と、思っています。

全般的なことになりますが、割と3令も後期になると、
★率というのはかなり下がってきます。
(もちろん急激な温度上昇とかはダメですが・・・)
ボクの感覚では3令後期よりも前蛹の段階が一番慎重になります。
ここで容器側面に蛹室が及んでいる(要は見える)容器を中心に
かなり慎重になるのですが、マルバネはそれでもダメになって
しまう個体が出てきたので、如何なものか?と考えたんです。
どう考えてもエアコンから出る風(夏場の冷風)が、当たって
(と、言っても直に・・・ではないです。)しまうのが原因しか
考えられず、ちょっとエアコンの吹き出し口を弄ったらそれだけで
★率がグンと下がったんですね^^)ただ、エアコンの風向きを
変えるというのは、部屋全体の状態を変えると言っても大袈裟ではないので
やはり、マルバネを温室に移して菌糸に入っている個体は早く羽化して
もらう(☚願望です♡)のが一番なんですが、なかなか思うようには
なりません^^)そんなワケでまずは洗い物 その次に配置換えも
含めたマルバネのエサ交換、そしてヨーロッパミヤマ勢のエサ交換
と、なりそうです。。




何が溜まって嬉しくないかと言えば
ストレスと洗い物。。^^)
平日夜に割り出した個体はマットこそゴミ袋に入るものの
容器は部屋の隅、もしくは洗い物用のダンボールに入れるのが
関の山なので、休日は洗い物をまずします♪



20個体出せば20個の洗い物が出るワケなんで、
判ってはいるけど、何かやるせなさを感じてしまいます^^)
それが終わったらいよいよマルバネとヨーロッパミヤマの
エサ交換が始まります。マルバネは一部繭玉を作っている
容器も見受けられるので慎重にことを運ばないと悲しい結果に
なってしまいます。



ヨーロッパミヤマ勢はアクベスとユダイクスが中心になりますが
前回の交換で♂♀問わず1400に入れてあるので、♂は2300に
♀はそのまま1400に入れ替えます。いや・・・ここで誤算が
ありまして^^)まぁ嬉しい誤算なんですが、マルバネの一部が
3年に突入した個体が何頭かいまして、2300が足りなくなって
しまったんですね。。そんなワケで急遽18本追加しての入れ替えと
なりました^^)あとはマットがどこまで足りるか?
そんな心配を少々しながら週末を迎えます♪


material by:=ポカポカ色=