クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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この時間のUPなので、産卵セットの画像は撮っていませんが
確認だけしときました♪



イズミヤマ(利島) ミヤマ(宮崎県小林市)×2 計3セット
幼虫が見えています。



イズミヤマは画像の個体と兄弟で、ワイルドからの産卵。
幼虫はWF2となります。利島産のイズミヤマはミヤマ飼育を
本格的に始めるようになった初期のころからいて、最初はF3の
個体からのブリードでした。(☚この子孫は全て販売済み)
飼育途中に友人が♀を採集して、持ってきてくれた個体の持ち腹での
ブリード個体です。



対する宮崎県小林市産のミヤマは、今年ワイルドペアを入手して
その前年に入手した同産地のWF1♀とワイルド持ち腹の2セットを組んでいます。



なので宮崎県産ミヤマはWF1とCBF1の2展開となります。
種親となった♂は69後半(69、某でした♪)と、決して大きくはないですが
個体としてはカッコよかったので期待しています。



今後の国産ミヤマの飼育は、宮崎県産と黒島産を中心にして
あとは触手に降れた離島モノをちょこちょこ飼育する予定です。



画像の個体が今期ブリードの種親♂です。思いっきりフジ型しています♪



対するイズミヤマは今回紹介させていただいている利島産に加え、
新島産 伊豆大島産といて、この2産地はまだ幼虫です。
無事羽化してくれたら累代予定です。

国産のミヤマはこの他にミクラミヤマ アマミミヤマがいるので
ノコ同様 本能のままに増やしていくと、とんでもなくなりますので^^)
歯止めをかけておきます♪




ケルブスの種親候補です。
これからアクベシアヌスをブリードするので
来年はケルブスをブリードする予定です。
ヨーロッパミヤマ勢のポピュラーな3亜種は、ブリードすることに
変わりはないのですが、時期をずらして飼育しようと思っています。



今回の飼育は、♂の特大という個体は羽化していないので
再チャレンジです。あとはどのくらい種親として残すか?で、
1♂2♀程度を残そうと思っています。



これは上手くいったらの話なので、ちょっと希望的展開でも
ありますが^^)あとは幼虫をどのくらい残すか?なんですね♪
とにかく大きな容器を必要とするので、残す数は重要だったりします。



複数羽化させていくと個体差も楽しめるので、それはそれで嬉しいのですが
20頭を目安に飼育できればなと思っています♪







意外と敷居が高く感じるマルバネの飼育ですが、
コツと掴んでしまえば爆産するし、幼虫飼育も
どちらかと云うと放置に近い飼育ですから、そんなに
難しいモノではありません^^)



現在入手して、飼育できる種類はアママル ヤエマルの2種。
あとチャマルがいますが、ボクは飼育したことがないので
残念ながら書けません。 アママルは奄美大島と徳之島
ヤエマルは西表島と石垣島です。
ボクが飼育しているのは、アママル(奄美大島)ヤエマル(石垣島 西表島)
と、オキマルです。オキマルは規制前に入手した個体を累代しています。
(オキマルは採集はおろか、売買 譲渡 貸出も禁止です。)



さて、飼育なんですけど、個人的には幼虫入手をお勧めいたします。
これにはワケがあって、幼虫が入っているマットも入手できる点にあります。
マルバネと云うと、低添加マット 赤枯れマットが必要なんですが
ここに繭玉が加わると産卵率はかなり上がるので、まずはサイズ問わず
ペアを羽化させて、その繭玉を産卵に使用するのはアリかと思います。

産卵はしっかり性成熟したペアと中もしくは大ケースを使用します。
マットですが、ボクはNマット Uマット 赤枯れマット 繭玉入り使用済みを
混ぜて使います。配合はいろいろです。ヤエマルのほうが赤枯れの依存度は低い
イメージがありますね♪ とにかくフルイなどに掛けて微粒子にすることも
大事です。繭玉入り使用済みマットは雑虫の混入に注意します。



交尾欲は強いので、性成熟さえしていれば交尾は簡単かと思います。
そのあと♀は産卵セットに投入するのですが、温度帯は常温より温度管理
されたほうが上手くいきます。うまくいっていれば産卵セットを組んで
2ヶ月~3ヶ月で割り出せます。ケース側面からは幼虫は見えないので
マットの埋没具合で判断します。だいたい3センチから5センチは沈みますから
判り易いと思います。で、割り出しました。幼虫が採れました・・・
と、来たら初2令ぐらいまでの幼虫は多頭飼育します。
これはネブトと同じぐらいに思っていただければいいと思います。
ボクはだいたい5頭ぐらいは一緒に入れてしまっています。



幼虫が2令ぐらいになりましたら個別飼育します。
ここからはボクのやり方なので、参考程度にお願いいたします。

個別飼育の最初の容器は500プリンカップです。
幼虫もコロニーのようなモノを自分で作り、その中で育ちます。
加齢して、その中に食べるものがないと判断すると容器側面から
顔を出しますので、ここも分かりやすいです。
このあとは大型容器に移すのですが、この500㏄カップのマットは
再利用するので、雑虫に侵されないように注意できるといいです。



次の容器は1400~を使用します。ボクは2800をよく使います。
ここからが放置飼育となります。ここで注意したいのは、温度。
エアコンから出る冷風の強烈のヤツは、3令でも落ちるので
注意が必要です。恒温を維持できるよう心がけます。



このあとはマットを付け足したり、糞を取り除いて新しいマットと
古いマットを混ぜたりと人それぞれです。ボクは後者で飼育しています。

マルバネの飼育は期間も長いし、大型の容器を使わなければならないなど
デメリットに感じる部分も多々あるかと思いますが、羽化した個体を見ると
吹っ飛びます!大型の♂はアゴの歯形もしっかり出てカッコイイし、
迫力があります。今の時期はオークションなどでも出ていますので、
これを機に飼育してみてもいいかもしれません♪









すでに兄弟は交尾を済ませ、子孫を残し天に召されています。
1頭だけ約2年の幼虫期間を得て、本日羽化を確認しました。



羽化してからけっこう経過しています。



取り出してみました。イズミヤマ特有のアゴの発達です。



この画像だけでしたら冠幅もいいんじゃないか?と、思ってしまいます^^)
イズミヤマとしては張出したほうかもしれません。
前胸の微毛がタマラナイです♡
羽化したばかりのミヤマはどうしても頭を擡げてしまうのですね。。
ここはムリに持ち上げないでおきます。



迫力があるように映るのはアングルですね^^)
しつこいようですが、イズミヤマとしては冠はもちろんのこと
前胸や上翅の幅もあります。脚のイエローバンドを見てもらいたかった
のですが、どうにもひっくり返ってくれません。。
けっこう黄色の部分は大きいです。



全体像♪ こうして映すとイズミヤマと納得していただけると思います。
全体のバランスから見て、発達の悪いアゴ 張出さない耳状突起
大きい腹部・・・なんか悪口を叩いているように聞こえますが
これがイズミヤマの特徴です。でも・・でもですよ^^)
何故か魅力溢れているんですよね♡^^)
正直なトコロ、こんな大きなイズミヤマを見るのは初めてなんです!!
少々興奮気味です(^^♪ 固まったら改めてご紹介させていただきます♪




最近はミヤマとノコ 時期的にマルバネが中心になっていますが
今日は珍しく、この3種以外を交換しました。



プリンカップに入れたままのパプキン。
さすがに限界です。。全て500㏄に入れ替えました。



パプキンはこのペアからの子孫のみ、飼育しています。



お次はアマミヒラタ(与路島産)。もう一度ぐらい出品しても
いいかなとは思いましたが、残りは全て飼育します。
菌糸とマットの両方で飼育しています。



それでチュウホソアカです。遅れて羽化してきた個体同士で
ブリードしています。キクロについては、ちょっと掴めてきたので
冒険してみました。ちなみに先に羽化してきた個体からの子孫は
すでに蛹になっています。

このあと、ニジイロを産卵セットに投入したり、ネパレンシスを
人工蛹室に移そうか迷いましたが、それは夕食後のオタノシミに
しときます。来週の休みはほとんどイベントの準備に時間を取られると
思うので、仕事の合間にちょこちょこやろうとも思っています♪


material by:=ポカポカ色=