クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやいやボクのことではありません(^^♪
確かに大して動いていなくても眠くなるし、
しっかり転寝もしていますが・・・



さてさてクワガタの話です♪
ウチには、入手した個体 自己ブリードした個体と
寝ている個体が多数います。休眠期間はすごく大事で
産卵は元より、それ以前のペアリングなどに起きる事故等の
原因だったりもします。書籍等の飼育記事では、この部分を
数行でしか触れていないことも多いので、見落としてしまう場合は
多いです。。



一言に休眠期間と言っても、種類ごとそれぞれで悩まされる部分も
多いかと思います。これ・・・個人的な見解ですが、
羽化後 固まるのが早い種類は休眠期間が長く、逆に羽化してから
外骨格が形成され 色づき安定するまで、時間を要する種類は
休眠期間が短いように感じています。種類でいいますと前者はミヤマ・ノコ、
後者はドルクス系ですね^^)もちろんどちらにも該当しない種類もいますよ♪
ボクが飼育している中ではマルバネ・ネブトがそうです。
あと休眠期間が期間というほど必要ない種類もいます。
まぁ、いろいろな場合を想定する必要があるので、飼育側は悩んでしまうのですね。。。



あとですね、管理の仕方で休眠期間というのは変動します。
ボクもよく休眠期間は○ヶ月~△ヶ月と書かせていただく場合が
多いのですが、それは飼育されている方の飼育スペースの環境が
異なるためです。一様に半年しっかり寝かせると云うのは、
その期間寝かせれば、その後のことをスムーズに
コトを運ぶことができるとも言えます。



ではでは種類ごとではどうなの?と、なりますよね??
割と厄介なのはノコで、国内外を問わず飼育していると
種類ごと・・・もっと言ってしまえば個体ごとに違うので
困惑すること請け合いです。。。同じようにキンイロ系も
そうだったりします。。。



国産ノコに関しては、羽化した時期・・・だいたい初夏~と
なる場合が多いのですが、5月 6月に羽化した個体をかなり低温で
管理しないと動きだしてしまったりします。そのような個体は産まないわけでは
ないけれど、数はノコのソレではないです。。またそのような行動は♀に
多くみられるので、その前年に羽化した♂が生存していれば交尾もできますが
同年羽化の♂は、活動を開始していないことも多いので、かなりヤバイ。。。
と、なってしまいます。外産ノコも準ずる部分はあるようで、現在ブリード
しているドルサリスは昨年3月の羽化で、今 産卵セットですから
休眠~交尾・産卵まで1年弱要したことになります。かと言って、サバゲなどは
羽化後2ヶ月で活動開始、後食⇒ペアリングとなっているので、やはり種類ごとの
生息する環境や気温変化などは調べておいたほうが安全かと思います。
キンイロ系に関しては、あまり低温で寝かせてしまうと
そのまま引きずってかなりの期間 寝ることもあります。
ドウイロはけっこう顕著で、巧みと呼ばれる方でもその休眠期間のバラツキに
困惑することもあるようです。



では、どの種類の休眠期間が短く判り易いのか?
これはもうドルクス系は判り易いし、短いです。
だいたい羽化後 2ヶ月もすれば後食を始めますし、一応交尾・産卵も
可能です。産む数についてはボクの飼育はイレギュラーな部分も多いので
割愛しますが、飼育というカテゴリーで考えると一通りのことはできるように
なります。



ここ数年 コロナ禍の影響で、その話題が先に出るけど異常気象や
夏場の猛暑は相変わらずです。昨年の豪雪など、生活に支障が出ない限り
話題になりにくいのも事実です。ただピンポイントでその日の天気予報や
気温が把握することも容易になっていますから、日常のチェック項目の
中に加えておくだけでリスクを回避することは可能です♪





おはようございます。
どうしても朝の待ち時間というのがあるので、
今週は朝、書くことが多いです。。



しかし、昨日は寒かった。。まさかの停電を危惧するまでに
なるとは思いませんでした。そんな中 温度調節をしながら
各個体を目視でチェックをしたんですが、どうも最近
ニジイロの羽化不全が多く、(かつては皆無に近かったです。。)
置き場所の状況を確認してみました。



エアコンの設定を自動にしているので、その日によって
温風が出たり冷風が出て、その影響を受けているようです。
幼虫はともかく、蛹になっている容器は全て他の場所に移動しました。
コロナ禍で覚えたこともあるので実践してみようか思案中です。



あとは産卵セットのチェックです。
ドルサリスの♀が上に上がっていました。
一応♀の状態を見てみたんですが、スカスカではなかったので
セット上面のカビのような部分を取り除き、ゼリーを入れて
霧吹きをして戻しました。他 ハチジョウノコは卵が多数見えているし、
サキシマヒラタもケース壁面に卵を確認しました。
他のセットも♀が勢いよく潜った形跡を確認できたので、ムシベヤを
後にしました^^)



一番時間が掛かったのはニジイロの容器配置変換だったんですけど
そのときにラエトゥスの幼虫を1頭見つけました♡
たぶん初令で割り出して、プリンカップに一時保管したのを
忘れてしまったのでしょう。。。^^)
ちょっと得した気分です。



ニジイロに関しては、一番直近で割り出したセットから得た幼虫に
使用したマットに少々不安が残っているので、近日中に交換してしまおう
と考えています♪



カテゴリーも久しぶりなら画像を探せるのか?というお題です。



まずどこからが南西諸島産と呼ばれるのか?ですが、
ボクの認識では吐噶喇列島以南だと思っています。
吐噶喇~奄美群島 徳之島 沖永良部島 沖縄 八重山諸島ですか?



ここで知っておいたほうが何かと的な事柄として、本土コクワ系は
吐噶喇列島までです。奄美大島からはアマミコクワ系になります。
奄美大島は国内だけで見ると、特産種もいっぱいいますね♪



アマミシカ アマミミヤマ・・・奄美大島からマルバネも登場します♡
ちょっと戻りますが、ヒラタは宝島 小宝島からです。タカラヒラタが
いますね♪ ネブトは細かく亜種分けされているのも特筆すべき点です。
口之島はネブト 悪石島 諏訪之瀬島はトカラネブト 、
中之島はナカノシマネブトで、臥蛇島はガジャジマネブトとなります。
ガジャジマネブトの生き虫流通はほぼないと思っていただいていいと思います。

沖永良部島は、ノコ・ヒラタ・ネブトは亜種分けされています。
それぞれオキノエラブ~という名前が付けられています。
沖縄も同様で、オキナワ~という名前が付けられていますが、コクワだけは
リュウキュウコクワという名で呼ばれることが多いです。
ちょっと不思議ですね^^)あと伊平屋島のノコはイヘヤノコとして
亜種分けされています。



沖縄県も八重山諸島に入りますと、またちょっと違います。
ヤエヤマノコ サキシマヒラタ ヤエヤマコクワ ヤエヤマネブトetc
マルバネもヤエヤママルバネを2産地から選ぶことができます。
石垣島と西表島では型がちょっと違うような気がしています。
あと規制がありますが、ヨナグニマルバネなんていうのもいますね。
石垣島と西表島はチャイロマルバネがいます。



かなり駆け足で書いてきた南西諸島のクワガタたちですが、
採集禁止地域もあり(と、言うか今ではほとんどですね。。。)、ワイルドが
入手できる種類も限定されるけど、採集可能な種類は時期になれば
かなり見ることはできますし、外産種のワイルドより安価ですので、
これから始めようとか、国産種も飼育してみようか的な方には
お勧めです。種類ごとの飼育記事などは過去に書いていますので
お時間のある時にでも覗いていただければと思います。

ボクもトクノシマノコ、今年は飼育しようと思っています♪








久しぶりに国産ヒラタのことを書かせていただきます。
スジブトヒラタ。奄美大島 請島 与路島 加計呂麻島 徳之島のみに
分布するティタヌスではないヒラタクワガタです。
日本以外でも近縁種は少なく、ミヤマヒラタが近縁に当たると記憶しています。



ボクが持っている個体は徳之島・伊仙町産F3で、昨年むし広場に出展の際、
入手した個体です。因みに数が多いのは奄美大島と徳之島で、請島 与路島の
流通は稀、加計呂麻島も今では見当たらないです。。



とにかくドルクス系で♂の上翅にスジが入る種類は少なく、スジブトヒラタの
ように太くはっきりスジが入る種類は少ないというか?ボクが知っているのは
スジブトヒラタだけです。



ワイルドの入荷時期は、アマミノコとかと同じ6月下旬~で、
アマミヒラタやトクノシマヒラタより早い印象があります。
画像の個体は飼育品なので横幅が出ていますが、ワイルドはもっと華奢で
繊細なイメージが付きまといます。先日 本土ヒラタはいぶし銀的な
ことを書かせていただきましたが、スジブトヒラタもいぶし銀の仲間に
入れられそうです^^)



飼育に関してボクは偉そうなことが書けません。。
産まないわけではないのですが、何故か1頭だけだったり、エサ皿から
幼虫が出てきたりします。要はマットが合っていないのですが、
そのことに関して追求したことがないんですね。。。
劣化したクワガタ産卵用微粒子マットで産むそうなんですが
実践したことが無いので分からないというのが本音です。
今回はしっかり考えて飼育してみたいと思います。




おはようございます。
今日は雨です。。雨は少々仕事に影響が出るので
空いた時間を使って書かせていただいています。



先々週あたりからミヤマ各種 蛹化に向けてマット交換をしています。
ここでお気づきになられた方もいらっしゃるかと思いますが、
一様に幼虫を覆っているマットの色が真っ黒になっています。



これはボクが飼育している種類の中では
ミヤマやマルバネ、ネブトに見られる兆候で、黒土かと
思うぐらいの色になっています。



クワガタの幼虫は体内のバクテリアにより消化を促し、
吸収すると言われていますが、経験上 かなり信憑性が
高いと感じています。特にミヤマを始め、『埋没』というワードが
付く場所に生息している種類はより顕著のような気がしています。
この体内のバクテリアは糞とともに幼虫の体外に排出されるというのは
充分に予想でき、この幼虫が食したマットを新しいマットに混ぜ込むと
いうのは非常に有効なのでは?と、考えています。



先に挙げたミヤマ マルバネ ネブトのみならず、
他の種類でも同様の行動が観察できます。
分かりやすいのは、ノコやヒラタを菌糸で飼育したときに
一度食して糞を輩出した部分に戻り 食する、所謂『2度食い』。
この2度食いも、体内から排出されたバクテリアの吸収も
兼ねているのでは?と、考えてしまうワケなんです^^)
もちろん 栄養摂取が本来の目的だとは思います。



まぁ あくまでもボク個人の見解で、考察や妄想の範囲内では
あるのですが、これから蛹化・羽化時期を迎える(で、あろう)
個体を多数抱えながら、こんなことをぼんやり考えることも
楽しいものです♪









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