クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先々週になるかと思います。ミヤマ各種を活動開始を促すように
大きめ(と言っても430㏄)のプリンカップに移したのですが、
早々にメアレー♂が暴れて、自らアゴを折ってしまいました。。



♂♀同居はさせてみたものの♂がマットに潜って出てこない(♀はゼリー爆食中)ので
そのまま様子をみていたのですが、先ほどケースを覗いて見たトコロ
 ♂も上に上がってきていました。これでなんとかなりそうです(^^♪
メアレーはまだ♀が控えています♡



あとゲアンが起き出しています。ゲアンは本日にもペアリングを掛けて産卵セットを
組む予定です。もしかしたらメアレー用に組んでおいたセットを使用するようかも
しれませんね^^)



先日 メアレーの次はラエトゥス?なんて記事を書かせていただきましたが
もう少し寝るようです。ここで焦りは禁物なので、ゆっくり成虫を鑑賞しながら
状態を観察することにします。



ランミヤマも小さい♂が起き出してきました。♀が間に合うかが疑問ですが、
ここは粘り腰で待つことにします。



カナシイのはヴェムケンで2♂残していたのですが、♂が1頭★に。。。
ボクが思っていたより早く活動開始していたようでした。。
これがあるからミヤマは少し抱えておかないと怖いんです。。



すでに産卵セットに入っているケルブス。いい具合に潜っています。
ヨーロッパミヤマ系はヨーロッパミヤマを中心に考えています。



さて ここで、どちらかが起きてもペアになるどちらかが起きていない場合。
起きていない個体を少し温度高めの処(現時点では常温の日の当たらない場所)
に置いて活動開始を促すのもアリなのですが、体内時計がしっかりしている
種類もございます。それ以外では活動開始後の寿命も考えにいれておくと
よろしいかと思います。ミヤマもノコほどではありませんが、交尾をさせないと
比較的長生きです。種類ごとの違いがあるにせよ、管理さえしっかりしておけば
割と生存してくれています。その管理ですが、ゼリーはなくなったら新しいのと
交換する、2、3日に一度は霧吹きをする。少し低温の場所にケースを置く。程度で
かなり生存してくれます。ゼリーはあまり与えすぎると逆に消耗するので、
なくなったら足すぐらいの感覚で大丈夫です。むしろこれだけはというのが
乾燥で、管理用マットがシットリしているぐらいなら大丈夫ですが、
完全に乾燥していると早いので注意が必要です。本格的に始動しようとしている
ミヤマ飼育。今年もいい成果がご報告できるよう努めていきたい所存で
ございます^^)







マットのみや材をマットに埋めるような産卵セットを組む場合、
マットに加水をしなければならないときがございます。
ブリード方法などの記事で、『強く握って水がはみ出ないくらい』
とか、『マットを握ったらお団子になる』など、曖昧とは言い過ぎですが
しっかり数値で表していないのがほとんどなので、困惑する場合もあるかと
思います。しかし、これ・・・随分前にも書かせていただいたのですが、
そのときの湿度や気温等々が大きく影響するので、しっかり書けないというのが
実情でございます。気温が高いときに水分量を大幅に増やすと、水のほうが
傷んでしまい、結果的に劣悪な環境になってしまうのですね。。。



種類によっては水分多めの記述がありますが、これも何を基準に
水分を多くするのか?なども同様の理由です。この場合、自然下で
立ち枯れに産卵する、立ち枯れでも根部に産卵、倒木に産卵等
ある程度 その種がどのあたりに産卵するのかを知っておくと
判断基準になるかと思います。



要は自分なりの産卵させる基準を作ることが大切で、使うマットの
状態も大きく影響してきますから、個人的にいつもやっていることを
書かせていただこうと思います。



産卵させる場合と幼虫飼育では同種でも違いがありますので、今回は
産卵に特化して書かせていただきます。



まず、マットの袋を開けて大きな容器(バケツなど)に移します。
塊で袋から出てくるようだったり、ダマが目立つようでしたら撹拌して
手に水分を感じるか確かめます。撹拌した状態でもう一度 手に取って、
状態を確かめてから加水するか考えます。産卵させる種類は決まっている
でしょうから、その種に合わせて加水するなりなんなりをします。



で、産卵セットを組んでいく訳ですが、セット方法でも水分量は変えています。
材を入れるセットを組む場合は水分量を抑えるのですが、これも種類によりけり
で、シカなどは水分量を変えない場合が多いです。



これはボクの個人的感覚のことなので、参考程度に書かせていただくと
加水してマットを撹拌して、マットを強く握って固めたときに、手に水分を
感じるようでしたら水分多め、あまり感じなかったら水分量は普通かなぐらいの
判断基準です。どうしてもセット上部は乾燥気味になるので、♀を入れてから
霧吹きをしています。これはセット上部の水分量の確保もそうですが、
霧吹きをすることでマットの匂いを拡散させる意味合いもありますよ^^)



ちなみにマットを握って水が滴るぐらい加水する場合は、温度を恒温に
保てるよう配慮することが必要です。ネブトは加水量が多いぐらいのほうが
産みはいいのですが、温度変化が急激だったり、高温が続くと前述した通り
水のほうが傷んでしまいます。。



長々と書いてしまいましたが、自分でセットを組んで一番産んだ時がフェバリット
ですから、あまり気にしないで自分流を貫くのが一番だったりします♪




なーんてけっこー大袈裟ですが^^)
ちょっと真剣に飼育してみようと思っています。
現在 レッドピカールが全頭 蛹化中なんですが、
そのようなマニアックな血統とは別にノーマルカラーの
ニジイロを飼育しようと思っているんですね。



この個体はダークグリーン系とライトグリーン系を掛けた個体ですが
ノーマルカラーに少し赤が載って羽化してきました。
サイズも見ての通りなのでそれほど大きくはないです。



ボクはオオクワを飼育していないので、オオクワに関しては何も
書くことができませんが、オオクワとニジイロってクワ飼育の
スタンダートな位置づけの感覚があって、これから始めてみたいとか
お子様と一緒に楽しみたい方向けにと思っています。




もちろんお好みの種類から始めるのが一番楽しいのはボクもそうですが、
ちょっと寄ってみたイベントでお気軽に手に取れることは大事だと
思っています。随分久しぶりにマジメに飼育しようと考えているので
どのくらい採れたり、モチベーションが維持できるか分かりませんが
今年のひとつの指針として飼育してみようと思います。


(画像はミヤマ用)

カブトムシの産卵と言ったら大きなケース・・・必要そうですが
確かに大きなケースでの産卵のほうが安定はします。



フンボルトやヨツボシ・・・所謂ヒナカブトと呼ばれる種類でミズゴケを
使用する種類は中ケースで大丈夫です。カブトムシの場合 ケースサイズが
小さいとすぐ上に上がってくるだけならまだしも荒らしてしまうので、
それが厄介なんですね。。



今回、採れたことは採れたので失敗とまでは言いませんが、
採れ高としては少ないミヤシタ。ダイナステス系は個体サイズが
小さくてもそれなりのケースサイズが必要です。



ミヤシタの産卵を終えてから(☚時すでに遅しです。。)、
ティティウスシロカブトを産卵させたときもあっとゆーまにケース内が
荒れて慌てて♀を出した記憶が蘇りました。。。あのときも自己ブリード
分ぐらいしか幼虫を得ることができなかったんです。



そんなことを懇意にさせていただいているショップ店長に話していたら
目線に気になるプリンカップがあったので聞いてみた処、採卵して何回か
再セットを組むそうで、その際 マットも何度か再使用するのだそうです。



そんな話を聞いて帰宅したら、フンボルトの♀が上に上がってきていたので
早速試してみました。♀はちょっと休憩してもらい、産卵セットを割り出して・・・
ちょっとその前にフンボルトは産卵にミズゴケを使用するので、聞いてみたら
ヨツボシは大丈夫だったけどフンボルトは飼育したことがないとのコトで
今回の採卵分はと覚悟を決めて試したところ、無事孵化してくれています。



もしコマメに観察できるようでしたら小さなケース(と、言っても中以上)で
産卵セットを複数用意して、♀が上がってきたら次のセットに移し替えて
採卵してもよろしいかと思います。



飼育ケースのことですね(^^♪ どのサイズを使うかは
お好み次第です。個人的にはノコ・ヒラタは小~中。
ネブトはミニ。ミヤマは中~大だけど、これはもう最後かな?という時は
小を使います。決まっていないのがホソアカで、中が多いかな?ぐらいです。
コクワなどの材産みは材を入れる本数でケースサイズを変えています。



あっ!あとキンイロ系も決まっていませんね。。パプキンなどはミニを
使う時もあれば小を使うこともあるので、一概には言えませんね♪



今回はカブトムシまで書くと長くなるので、クワガタ限定で行きます。
何故 ケースサイズを変えるのか?ですが、手持ちのマット量が
不足しているという、物理的な問題が絡むこともあります^^)ですが、
今回はその辺りは割愛してハナシを進めます。



まず小ケースを使用するノコ・ヒラタですが、セット内容がほとんど
マット固詰めだからという理由が大きいです。あと♀サイズでケースサイズを
替えることはあります。ヒラタなど大きなサイズの♀だと上に上がってくる頻度が
多くなるのと、けっこう荒らすので^^)中を使うことが多いです。
あと産卵数の調整をする意味合いもありますよ♪ ちなみにニジイロもマット固詰め
で産ませることが多いです。



ミヤマは極力 大きなケースを使用して産卵セットを組みます。
よく書かれている『深さ』は必要で、種類によっては坑道を作る種類も
いますから、ある程度のスペースは必要です。ミヤマも♀サイズが大いに
関係するので、どちらかと云うと大を使用することが多いです。
小さなケースで産卵させて卵で回収、何度もセット組みをして、多数の
幼虫を得る方法もありますが、ボクはあまりこの方法はやっていません。



ネブトはほとんどミニケースで産ませています。たまーに小を使うことは
ありますが、どちらかと云うと稀です^^)今年初めに行った採集でも確信
しましたが、そんなに広いスペースが必要ないことと、産卵数がね^^)
ミニで充分過ぎるほど産んでくれますからね^^)



ここで気が付いた方がいらっしゃるかもしれませんが、ご紹介している
種類はほとんど多産種です。産ませるだけ産ませることもすることはありますが
産卵数を限定したいとき・・・販売(ヤフオク等の出品含む)を視野に
入れて飼育する場合は各々の考え方でと思いますが、趣味として累代を継続
したい場合は、その後のコト 考えに入れておいたほうが後々困らないで
済みますので、ご連絡差し上げときます^^)



最後に、♀が産む気になっていればケースサイズ関係なく産みます。
極端な話、多産でばらまき産卵な種は産めそうなら産んでしまいますので
交尾後の♀の状態は大事です。その辺りを考慮に入れてのセット組みが
上手くいく近道かもしれません(^^♪



material by:=ポカポカ色=