クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ミヤマの飼育のなかでも難しいとされるヒメミヤマ系の飼育。
温度を低くしなければいけないとかマットの選り好みがある等
ございまして、ある意味当たっている部分とあまり感じられなかった
部分とがあったので、備忘録も兼ねて書いてみようと思います。
ボクは昨年入荷したワイルド1♂2♀を入手して、2セット組みました。
一応2♀とも♂を同居させましたが、♀が歩き回っていたので交尾は確認せずに
産卵セットに投入しました。
セット内容は大ケースにマットはNマット主体ですが、底面に黒土を混ぜて
少し固詰めにして、その上はNマットを緩く詰めていきました。
所々ヨーロッパミヤマ系が大きくなるマットを配合してみたり
材の割りカスやミズゴケを混ぜたりしています。セット上部には
ミズゴケを多めに敷いてセット完了です。
肝はマットの詰め方です。潜行力があまりないのは以前の飼育で分かって
いたので、固く詰めた部分は底面(しかも2センチほど)のみにして
あとはケース内でマットが崩れない程度(♀が潜行してもマットが動かないぐらい)
を想定して詰めていきました。高栄養のマットはケースの1部分のみ詰めただけで
材の割りカスやミズゴケも混ぜると云うより部分部分に置いてみた程度です。
上部のミズゴケは引き込むことより湿度を保つ意味合いのほうが強いです。
管理した温度は18℃あたりを行ったり来たりしていました。
クラーツミヤマの幼虫を分けていただいた友人曰く、ヒメミヤマ系は
産卵セットをなるべく割り出さないで幼虫が大きくなってからの割出しが
お勧めとの事でしたので、ボクも産卵セットを長期に渡って置いておけるよう
な工夫をしてみました。具体的には水分の調整 セット上部に敷くミズゴケの量
定期的なキリフキなどで、夏場の温度上昇も極力ないような場所を再確認して
セットの置き場も決めています。
昨年5月下旬にセットを組んで、同年11月上旬に割り出しました。
本当は年が明けた今頃に割り出したかったのですが、部屋がどうにも
ならなくなったのと幼虫が2セットとも見えていたので我慢できなくなり
割出してしまいました^^)結果は2セット合わせて17頭。
成功なのか?は判断が付きにくいのですが、なんとか累代をするスタートラインに
立つことはできました。
さて、結果はさておき産卵セットを再考察してみますと、
まず・・・高栄養のマット部分には産んでいなかったので(坑道もなし)、
高栄養のマットは必要なさそうです。温度は所謂ミヤマ温度で大丈夫かと
思います。昨年の猛暑では20℃を越えた時期もあったと思うのですが
幼虫は得ることができました。割りカス付近に幼虫は見られなかったけど
ミズゴケ付近から幼虫が出ているので、ミズゴケを入れるのは効果的かと
思います。たしかノビリスはミズゴケを引きこむ動きが見られたけど、
今回はセット内にミズゴケが入っているので引きこまなかったのかと思います。
ケースは大でなくても大丈夫な気がします。明らかに徘徊していない部分が
ありましたし、小ケースでも産むには産んだので(これは昨年以前のセット)、
中ケース辺りでも大丈夫かもしれません。ただ大きいケースの方がケース内の
温度が上がっても回避できる場所ができるので、どちらがいいとは判断がつきにくい
ところではあります。
確かに他のミヤマと比べると気を遣うことも多かったのですが、ツボを
抑えられればそんなに気負わずに産卵させることは可能かと思います。
ここからは幼虫飼育なのですが、さきほど確認しましたら各容器とも
容器底面の新しいマット部分に幼虫がいました。温度で底面に鎮座している
のかもしれませんが、まずは第1段階は突破することができました。
ここから今年の4月ぐらいまではこのままで管理して、そのあとどうするかは
幼虫の生育具合で変えていこうと思っています。
まずはワイルドと同様のサイズの個体を羽化させることが目標です。
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