クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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昨年のワイルド・・・最初期便は
ヤエヤマノコ(西表)。
その次がオキノエラブノコとヒラタ。
こんなことを書くと、今年の国産ワイルドは
熱いです!!
そろそろ今年羽化分がどのようなバランスか
(♂♀のね(^^♪)把握するころなのですが
今年は意外とバランスがよろしいようで、
あまりバラツキがありません。
でも全てがそーなのか?とは言えず。。。
この最初期便は、バラついています。。。
その中でもオキノエラブノコは・・・
♂が多い。。。
ということで紹介したいと思います。
(画像は全て別個体。これが全部ではありません。)


アゴが太い個体。



この子はデカイです。



黒い(!)と、思ったので
バックを暗くしたら黒ではないです。。。
BE-kuwaの巻頭プレートに載っているような
色ではないです。
ここで話を敢えて逸らしますが、
飼育における黒い(暗い)個体と黒化型は
明らかに違います。



型はよろしいと思います^^)

オキノエラブノコは♂が極端に多いので
♂単で出す予定。
今期羽化のノコは、小さいのばっかなので
かなりお値打ちで出す予定です。


こないだ2016年セット分の
最後の個体が羽化間近とお伝えしました。
2016年度のそのほとんどがマットで飼育しました。
タイミング悪くいつも使っている菌糸が手に入らなかったのと
菌糸に入れる時期に、バイクが仕上がってきたのですね^^)



まぁそれだけでなく、いろいろ交錯しての
2016年の秋でしたが、今年は菌糸にもいろいろ入れて
みようかな?とも思います。・・・・がっ
ここで、マット。
最近は産卵用をそのまま最後までとはいかないみたい。
そのような万能系もありますが、ボクが使っているのは
そーではないみたいです^^)

よく無添加と謳っているマットは、産卵に適していても
大きい個体を孵すには細かい配慮が必要みたいです。



ノコとヒラタでも適正が違う印象があります。
最初のウチは一緒でも3令になってからの伸び率の
違いとでも言いましょうか?
感じることは多々あります。
あと産地。例えばトカラノコは全部で5産地あるけど
産地で違う印象を受けます。
あまり高栄養を好まない産地は存在します。
ここでひとつ確認なんですが
高栄養のマット≒菌糸ではないということ。
もうまるっきり違うモノですからね。
比較対象にならないのですね^^)
ノコの場合、野外において蛹室を地中深くに
作るという現実を仮想させようというのが目的で
菌糸⇒マットという交換が効果的なんじゃないか?
という仮説がいい方向の結果に出てるだけなんですね^^)
ヒラタなんかは菌糸に入れたら羽化まで菌糸のほうが
好結果だったりします。 もちろんコクワも同様です。



同じ根食い系なんですが、大きく育てるとなると
それ相応の対応が必要になってきて
それを探すのも楽しみのひとつです。
その中にマットの使いかたのあれこれも
入っていたりするのです^^)



ノコでもヒラタでも
菌糸のほうが・・・というより
飼育期間が短くなるという利点があります。


画像はこないだ採ってきたノコなんですけど
野外とは思えないような太い個体なんですが・・・



菌糸オンリーで飼育した個体とは
やっぱ・・・ちょっと違うんですね。。
アゴの太さとかより前胸と上翅の縦のラインがですね、
野外の太い個体のほうが上品と言いますか、
極端なハナシ、ムリがないとでも言いますか?^^)
では、そのような個体が飼育では出ないのか?と
聞かれますと、実は出ます♪

 

一番出やすいのがマットオンリーでの飼育。
ただ幼虫期間が長くなります。
14ヶ月は覚悟しといたほうがいいのではないでしょうか?
いわゆる2年1化というヤツで、これは飼育者の
モチベーションがね、保てるかどうかというのが
大前提となります。


ここで菌糸をうまく投入します。
一番いいのは、2令後期から3令初期。
ここで1400に入れてじっくり育ってもらいます。
あんまり長く入れすぎちゃうと全身クリーム色の
3令後期幼虫が出ちゃうので、そこそこにして
ここでマット投入です。3令後期とは言っても
若干エサの摂取はあるので、ここは高栄養のマットは
アリかもしれません。ボクはこのタイミングで
温度帯の低いところに容器を置きます。
で、あとは個体差でもう一度交換するか、
もしくはこのまま蛹化してもらうか?です^^)


この方法は、本土系のノコに効果的で
ミシマイオウのように大きくても中歯、
意外と時間のかかるヤクシマなんかにはいいと思います。
これ・・・ヒラタでやってみるとあんまり際立った
効果を感じません。あくまでもノコ。
特に本土系にはやってよかった的な感触を得ることが
できます♪


2016年セット分が終了間近になってきました。



ノコは屋久島、悪石、油井、沖永良部、黒島
ヒラタは宝島、沖永良部、インターメディウス
を、残すのみ。



臥蛇も最後の♂が無事羽化(^^♪
♀も残りは羽化していますが、割り出しを
後にしています。

2017年はと言いますと、今日の中之島を筆頭に
ヤエヤマコクワ ウイッハムヒラタ ゴトウヒラタ
本土ヒラタ(伊豆大島)トクノシマヒラタ
アマミヒラタ(与路 請島)が台頭してきました。



今日はセットを3セット組んで、
オキナワヒラタ(伊平屋)本土ノコ(種子島 壱岐)
を入れました。
あとセット予定は
ミシマイオウノコ アマミノコ(請島 加計呂麻)
本土ノコ(伊豆大島)ミヤケノコ(式根島)
本土ヒラタ(和歌山 屋久島 種子島)
ですが、ヒラタは来春に廻すかもしれません。
あとコクワ・・・トカラコクワ(中之島)は、
今、どぉしようか検討中です。
ノコは、やってしまわないとダメですけど
ヒラタ コクワ ネブトはちょっと時期をずらして
一棚あたりの幼虫の数を特定しようかな?などと
不埒な想いもあります^^)


今期はね、ニジイロもしっかりやろうと
思っているので、ちょっと制限をするかもしれません。




トカラノコギリ(中之島)の割り出しです。
結局3系統となった中之島トカラですが
初回セット分2セットを割り出しました。
同腹インラインを2系統です。



まずは1セットめ。
こちらは早々と♀が☆になっていたので
そんなに数はいないだろうと予測。
案の定14幼虫の孵化間近の卵1。
ホッとした数でした。
お次は2系統め。
こっちがどぉなんだろー的なカンジだったのですが


ケース中心部のみで20を超えてきました。。
こりゃあ。。覚悟しないとダメか?。。。



出るわ出るわの43.。。
トータルで57かぁ。。。

まー飼育できない数ではないけど
これだけではないし。。

サンプル数は多いに越したことがないと
自分に言い聞かせ、割り出した後を掃除したのでした^^)


material by:=ポカポカ色=