クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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画像ボケています。。スイマセン。。。
あんまり目立たない、どちらかというとマイナーな
印象があるハチジョウノコ。
価格的にもこなれていますが飼育すると
中々どぉして♪ 魅力満載なノコギリです。
ほとんどが画像のような先歯、よくても中歯なので
飼育には根気が必要です^^)
大歯は飼育はおろか野外でもほとんど見られないという
国産にしては難関種のノコギリ。

国産のノコはある程度飼育を続けて行くと
大歯や良型に出会うことができますが、これが最大サイズに
迫る大きさで尚且つ良型となると難易度は上がります。
このハチジョウノコは、そんな国産ノコ飼育の奥深さの
真髄を極めたようなノコギリです。
なんせ大歯がね。。。出している方はほんの一握りでは
ないでしょうか?



♂も♀もマックロで、それも国産ノコでは
珍しい部類に入ります。型についても同様で
先の♂もあのサイズ(50ミリ弱)で、頭部のV字が
あんなに出るのもあまり見ません。
♀も上翅の梨地具合・・・けっこう潜るかもしれませんね?

飼育に関して採卵は他のノコ同様、同じセットで
同数程度は得られるので難しくはありませんが
幼虫飼育は同じようにはいかないようです。
ただ♀はそこそこのサイズで孵っているので
エサは問題ないように感じています。
あとは♂の容器サイズ、温度管理など掘り下げていく部分は
多いかもなー。。。

伊豆諸島のクワガタは調べていくと目を見張る部分が多々あって
このハチジョウノコに限らず、面白い種類が多くいます。

今年から来年にかけて細かく観ながら飼育していきたい種類です。







国産ヒラタの産卵は一般的に
簡単とされています。確かに産んでくれますし
数もそこそこ採れます。



スミマセン…ヒラタノメスガゾウガアリマセン.
いろいろな♂画像でお楽しみください。
それでは本題に♪

ところが意外なところで繊細です。
♀は温度が低くなると休眠モードに入ってしまいます。



また温度が高くても産卵に影響があるみたいです。

ここでボクが経験したいくつかを書いてみたいと思います。

ヒラタは羽化後、ノコと比べて活動開始までの期間(休眠期間)が
短いのでウチでは産卵セットを組む時期が早め。
だいたい5月中旬以降から組みだすのですが、これが年によって
結果の善し悪しが出てきます。エアコンで温度管理をしていますが
外気の影響は受けるので、その年その時期の気温で変わるのかな?
という印象です。また羽化した年はあまり産まない(経験上。。)
という認識がありますが、前述したとおりセットを組んでから
1ヶ月半~2ヶ月後の割り出しです。今度はエアコンの影響を
モロに受けるわけなので、産卵行為に及んでいる最中は
室温は低くなるということになります。なのである程度
産卵してたら温度が下がり休眠モード・・・ということは
大いに考えられるのです。。



割り出しの時期は他のクワガタの産卵時期とも重なるので
再セットを組まずに翌年・・・ということも多いから
そのときのセットはある程度の数が得られるという結果になります。

今年はミヤマを飼育している関係上、温度設定は低め。
ヒラタの産卵には影響大なようです。



温度が高すぎる・・・これはあまり経験がありませんが
ノコと比べると1回のセットで産卵数は多くはありません。
でもこれはケースの大きさも影響があるのかな?とも
思います。ノコより広範囲が必要なのかも?と、
感じることもあるので再検討の余地はあるなーと、考えています。



そのように1回目のセットで大して産まなかった♀が
産まないかというとそうでもなく、翌年のセットでは
そこそこ産んでくれます。
ただだいたいそのセットで☆になりますが。。。
ノコばかりをメインに飼育してきたので産卵数に関しては
これだけ?と、思うこともあります。
いろいろ聞いてみると確かに産むけど、ノコほど一度に
産まないようです。越冬ができるということが大きな違いなのかも
しれませんね?^^)

あとヒラタに関しては、あまり時期などを気にしなくても
産みそうだと思って産卵セットを組んだら産んでいたなんて
話も聞くので、今年は♀の状態によっては組んでみようか?と
考えているんですが、南西諸島亜種と北九州離島亜種と本州亜種では
越冬するしないなども関係してくるだろうし、やはりノコと比べると
生存期間が長いのも影響大かなーと、思います。










まぁ甲虫はデカイほどエライ!
雑誌クワタの名言です。



コクワはデカイほど繊細に♪



飼育で出すノコのデカイのはバランスがね。。。
難しいのですよ。。あの野外のデカイのみたいな
繊細さを出すのは。。。
デカイということに翻弄されてディティールを
見落としてしまうことアリで、ノコでデカくて美形は
最終的なテーマかもしれません。



ミヤマのデカイのは異様という形容が
パッと頭に浮かびました。でもカッコイイですよね♪
見惚れてしまいます^^)



いやなんでこんな話題かと申しますと

有田市のヒラタが蛹になってしかも
容器側面から見えているんです^^)

最終交換時31gの個体!!!

時期を見て人工蛹室に移動します♪


日ノコ研の金ちゃんから宮崎県産のノコを
送ってもらい、(ありがとうございました♪)
そのときに同胞してくださったオオセンチと
コクワ♪ 今日はコクワをご紹介♪



同じ日ノコ研の源ちゃんからも壱岐島より
コクワをペアで送っていただき
(こちらもありがとうございました♪)
産卵セットは組んであります。



採集日時は同日、同産地です。
いや・・・上翅がね^^)
赤い?・・・・いや赤いんだけど赤ではない?



あとこの子・・・個体差なんだろうけど丸いですよね^^)

こちらの画像は友人からの藍島産

 
上翅の色合いとか似ているんだよなー♪
まぁ距離的に近いと言えばそうなんだけど。。



トカラコクワとかミシマコクワとかとは
明らかに違うし、本土コクワに同じような色合いの
個体はいるけどこんな広範囲で暗褐色が艶消しの個体って
そんなに見ないしなー。。

いやいやここらへんにしときますね^^)
嵌っちゃうとヤバイので♪


以前はノコオンリーと言っても
過言ではなかったので、ホント衣替えの如く
入れ替わっていたのですが、最近は
ヒラタもコクワもネブトもいるし、
今年はついにオオクワを本腰を入れて
集め出したので成虫の数が極端に減ってはいません。



先日淡路島のミヤマ♂がついに☆。。。
ミヤマにしてはけっこー存命していました。
9月の声を聞くと同時ぐらいの昇天でした。



ノコもポツポツと☆になっています。
今年羽化だけど活動を始めた個体は交尾が済むと早いです。
一応全頭子孫は残しています。


 
 

現在成虫棚の主役はこの方々❤
それぞれ表情が違うので観ていて飽きないし
人気ナンバー1なのも頷けます。

この子たちのブリードは来年です。


 

こちらのみなさんも元気なので
やっぱり入れ替わった感は・・・ないかもしれません^^)


material by:=ポカポカ色=