クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ちょっと画像がないので、画像は他の産地となりますが
現在ウチにはウトロと小清水町のノコ幼虫がいるんですね^^)
どちらも斜里郡なのですが、成虫の画像を見る限りでは
型にかなりの違いが見られます。



そんな楽しみを秘めた北海道のノコ幼虫なのですが
心配なのは温度です。
みなさんもご存じの通り、ボクの飼育個体って
南西諸島亜種が中心で本土系亜種も九州離島に偏っています。
いわゆる亜種ではない本土ノコと呼ばれる個体も
比較的九州周辺が多く、温度帯については
それほど気にしないというか、飼育を続けていくうえで
沁みついたクセでなんとかなってきたいうか^^)
今まで飼育してきた個体の北限って伊豆諸島だったりするので
ちょっと工夫が必要かな?と、感じています。



これから4月に入っていくと急激に温度が上がる日が出てきたり
するので、その対処に置く場所などを考えたほうが
いいかもしれませんね^^)

ちなみになんですが、ウトロの幼虫はすごく大きくなっていて
正直なところ、とても楽しみなんです。

もしかしたらミヤマの幼虫と同じ管理が必要かもしれませんね^^)


コメント欄にお問い合わせもいただきましたので
ご連絡差し上げますが、来る4月7日のクワタ横浜には
諸々に事情から出品いたしません。

ただご予約をいただいている関係上、当日会場には
来場いたします。(7日受け取り希望の方がいらっしゃいます。)

尚、ご予約をいただいている方 当方より随時
ご連絡を差し上げますので少々お待ちいただければと
思います。勝手を申し上げて誠に申し訳ありませんが
よろしくお願いいたします。

そんなこんなでご予約をいただいた個体の
準備を中心に今日のクワ活です♪



中甑のミヤマ。
全部で12頭ご予約いただいております。
中甑のミヤマ幼虫の販売は今回で最後となります。
けっこう大きくなっていましたね^^)

現在国産ミヤマの幼虫は産地のみで表記しますと
北海道2産地 宮崎県2産地 北鎌倉 伯方島 中甑島 黒島
伊豆大島(イズミヤマ) 御蔵島(ミクラミヤマ)
奄美大島名瀬(アマミミヤマ)がいます。
このうち自己ブリードの中甑島 伊豆大島 北鎌倉の
幼虫たちはかなり大きくなっています。
ミクラミヤマ アマミミヤマは幼虫購入ですが
早い段階での購入なので、こちらもかなり大きくなっています。

これからの季節、温度管理が必須のミヤマクワガタの幼虫たち。
部屋の模様替えも考えに入れての飼育となります♪




ホントなら島の画像を用意して・・・
なんて準備が必要なんですが、あまりにも唐突だったので
いきなりの記事UPです。



神津島のクワガタ画像はこのミクラミヤマのみ。
あっ!神津のネブトとヒラタの画像も
あると思います。



神津のネブトです。

伊豆諸島で記載されている、唯一ミヤマが2種いる島です。

ウチにいる神津島のクワガタは
ヒラタ2ペア。ノコ2ペア。ネブト1ペア。ミクラミヤマ1ペア。

どれも魅力的な個体ばかりです。(自画自賛。。)

ボクが住む関東から神津島に渡島するには
竹芝桟橋からが便利ですね^^)
伊豆大島に行くときは前日の夜、出航のさるびあ丸で仲間との
楽しいおしゃべりを交えながらほとんど仮眠状態で
朝の4時半~5時に伊豆大島に着きます♪
と、まーこれくらいしか書けないのですね。。

あまりにもびっくりしたのでつい書いてしまいました^^)



発酵マット。
一次発酵 二次発酵 微粒子 無添加・添加 生オガ・・・
いろいろ名称はありますが、何が一番いいの?
と、よく聞かれます。。。
そのとき必ずと言っていいほどの答えは
『自分が使い慣れたマット❤』と、答えています。

で、今日は銘柄や種類のことではなく、単純に飼育を楽しむという
上でマットを使った飼育の楽しみ方、醍醐味などを
書いてみたいと思います。

まず、マット飼育で大きくしたいという方。一般的に
ノコやドルクス系はどぉしても菌糸に軍配が上がるので
飼育レコード狙いというより、そこそこ見栄えのする大きさで
カッコイイ個体♪ これは狙うと楽しいですよ^^)



もちろん温度のかけ方や交換タイミングなんかも大きく影響を
及ぼしますが、最初からじっくりと時間をかけてしっかり飼育して
あげると思いもよらない大きくてカッコイイ個体が孵ってきます。
オオクワやコクワなどは途中まで菌糸で最後をマットというのも
いいと思います。ノコやヒラタではポピュラーな飼育方法です。



全編マットでしかも大きくかっこよくでしたら
ネブトは楽しい・・・・うーん。。あまり触らないほうが
好結果だったりしますけどね^^)ネブトはどちらかというと
いろいろな趣味をお持ちだったりする方やクワ飼育に時間が
取れない方、いろいろ飼育している方向きかもしれない。
産卵セット⇒多頭飼育⇒個別飼育ぐらいで羽化してきますからね^^)
特大を狙う場合はその限りではありませんが、そこそこの手の入れ方で
大きく羽化してきます♪



一部菌糸でも(カワラの朽ちたやつ)でも飼育できるとされる
ミヤマクワガタ。けっこう楽しんでいて
マットのブレンドや詰め方を試行錯誤しているときが
一番楽しかったりします。ここのところ嵌っているのが
黒土をどのタイミングでなくしていくか?とか、
成長曲線がどこでグワっと上がっていくか?を見つけて
他の個体で、自分の観察したことを実践してみたりするのに
時間を費やしています。
外産と国産と半々だったのが徐々に国産の
比率が高くなっています。



同じミヤマでも明らかに食性が違うミクラミヤマ。
マットのブレンドに頭を悩ませたり、産卵セットをあれこれ考えたり
する時間がとても好きで、4月に入ったらペアリングを
考えています。ちなみにアマミミヤマのほうがミヤマに食性は
近いです。



ミヤマと同じように楽しめるのがマルバネ。
マルバネ ミヤマ ネブトは市販の同銘柄2種のマットで
飼育できるから、この3種は同時に飼育できます。
ここでネブトは長くても約一年、ミヤマは個体によって
一年~二年、マルバネは二年と二年を一スパンで考えられれば
かなり楽しめると思いますよ♪

マルバネは赤枯れが必要とかもありますが、幼虫の食べカスマットを
うまく流用できれば、そんなに赤枯れに依存する必要はありません。
ミヤマの黒土を減らしていくようにマルバネは赤枯れの比率を
少なくしていくような工夫を考えています。

マットはそれこそずーっと使い続けていると、だんだんと良しあしが
分かってきます。バッチシ決まったマットに入れて何か月かあとに
デッカイ幼虫とご対面したときはもう^^)楽しくて
仕方ありません♪




ヒラタの飼育は簡単で・・・
と、よく書かれていますが、確かに簡単ではあります。
でもズボラに飼育できるかと言われるとちょっと違います^^)
今回はヒラタに特別思い入れがある方以外の方に
お送りいたします。



注意点1:羽化後最低でも4ヶ月経過したほうが
     成功率は上がります。個体を管理している
     環境でも変わりますが、ボクのところでは
     羽化後翌年のほうが産みがいいです。

注意点2:これはどのクワガタでもそうですが
     充分に成熟させること。これ、すごく大事です♪



注意点3:ペアリング時の♀殺しは充分に成熟していないか
     環境の変化によるところが大きいです。
     意外と仲がいいですよ。ただ交尾が済んだら
     早めに分けたほうがいいです。♀が産卵場所を探すために
     ケース内を動き回ったりは♂の逆鱗に触れるようです。



注意点4:産卵セットの温度は暑すぎても寒すぎても
     ダメだったりしますね^^)国産の場合
     活動時期が早いので、それに合わせて産卵させたほうが
     好都合だったりします。暑すぎると産まないことも
     あるし、寒すぎると産卵セットの中で越冬モードに
     入ってしまいます。外産の場合はこの限りではありませんが
     生息地の温度は調べておいたほうがいいかもしれませんね♪

注意点5:ノコ ミヤマ ネブト マルバネのように爆産には
     なりません。20も採れたら成功だと思っていいと思います。
     ♀は産卵セットから取り出しても生存している個体のほうが
     多いです。産む数は減りますが産まないわけではありません。



と、羅列はしましたが細かい配慮は他のクワガタと
同様で大事に飼育すれば、ヒラタならではの
いぶし銀で渋い個体に出会えます。


material by:=ポカポカ色=