クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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そろそろ北海道産と宮崎県産はペアリングをしようかと
考えているのですが、ここでミヤマの産卵セットの
考察です。
ボクがセットを組むのに用意するものは
大 中 小 ケース(種類によって使い分けます。)
黒土 無添加微粒子マット Uマット 完熟マット
産卵一番のような低添加微粒子マット
産卵木 ミズゴケ
マットはこんなに用意する必要はありませんが
昨年組んだ時にあったマットを書いています。
(しかも全部使用しました。)
昨年は腐葉土も入れたのですが、腐葉土部分から
幼虫や卵が得られなかったので必要はないと思います。
ここでえっ?と、思うのが産卵木です。
いつも小ケースでセットを組むボクとしては
大ケースで組むセットのマット量に圧倒されて
マットの出し惜しみ(貧乏性がモロでました♪)をして
嵩を稼ぐ意味で産卵木を入れたのですが、これが好結果でした。
黒土を底に敷き、マットを入れて産卵木を中央に置きます。
意外と産卵木の周辺で幼虫が得られたので、初めは
足がかりとして使ったのか?と思いましたが
卵や幼虫が出てきた箇所から考えると、必ずしもそうではないようです。
どうも黒土部分に産んでいても幼虫が産卵木を目指しているのでは?
という徘徊跡も見られたので(もちろん産卵木内部からも幼虫を得ました。)
効果はあるのかな?という印象です。
絶対に必要か?と言われればそうではないと思います。
昨年は久しぶりのミヤマ飼育ということと、対象になったのが
中甑産のミヤマということもあり、マットを産卵に定評のあるマットを
使用しました。(正直、いつもよりコストがかかっています。)
それゆえ、少しでもお財布にやさしくしようと思いついたことが
いいほうに転んだというワケなんですね^^)
ミヤマの産卵セットでもう一つ重要だと感じているが『深さ』
そんなところから大ケースを使用することが多いのですが
それについてはまた今度♪ ミズゴケについても同様です^^)
GWの前半に購入したルックミヤマ。
元気なうちに画像に残しとこうと思い、UPさせていただきます。
いつもですとお世話しながら記事を思いつくことも
多いので、キリフキした状態で撮影しますが
今日は乾燥状態で撮影しました。なので、マットがこびりついて
いるのをお許しくださいね^^)
ヴェトナムはコンツム産WD。
価格はミヤマとしては安価な部類に入ると思います。
2010年新記載種です。
ヒメミヤマの仲間で、クラーツとかと近縁種になるようですね。
全体の割合から考えるとアゴは長いですね。
上翅が栗色ですが、頭部や前胸をよく見ると微毛が残っているので
(上翅にも若干残っています。)元々はマッキンキンだったのでは?
と想いを馳せることができます♪ あと耳状突起の形状が国産とは
大きく異なります。見た感じは長方形です。
タイワンとかプラネットのアゴを連想させるようなアングル❤
脚はイエローバンドというより、全体的に黄色い(色が抜けた感じ)
ですね^^)
デザイン的には上品さを醸し出している印象を受けます。
今、成虫は国産とラティコルニスとミクラがいますが
特徴がハッキリ出ている種類ばかりなので、ミヤマブースは
見ていると時間を忘れてしまいます。
ミヤマの成虫を長生きさせる秘訣として、毎日のお世話を
欠かさないことは大事です。ケースを開けてあげることと
キリフキをすることで、水分たっぷり風通しよくを維持します。
ミヤマならでは凹凸は控えめですが、それが上品な印象を
与えているのかもしれませんね?^^)
サイズ的にはこんなところ♪
クリアスライダーでも飼えるサイズですが
一応を大事を取って小ケースに入れています。
累代品が出回らないヒメミヤマの仲間ですが、
最近流通しているものが多いということ、幼虫期間が長い
(これはまだ見聞きした範囲です。)こと、
あと飼育方法が確立されていないのも拍車をかけています。
現在♀は産卵セットの中です。うまくいくといいなぁと
祈っています^^)うまくいっても失敗しても
記事としてあげようと思っていますので
よろしくお願いいたします。
人工蛹室を作る傍ら、横にあったミヤマのケースにも
シュっとキリフキ♪
北海道は空知郡。サイズは74.2
このサイズになると迫力が出ますよ!!
でも飼育する個体としては、いろんな面で気を使います。
来週にもペアリングします。
フジか?エゾか?で盛り上がるのもいいと思います。
こちらは宮崎県小林市産 68でもけっこうイイカンジですよ^^)
こんなイズミヤマを飼育で出せたらいいなと思わせる
宮崎県小林市の64.
ミヤマはとかく大型がもてはやされますが、このあたりのサイズは
気品を感じさせますよ❤
耳状突起が出っ張らないのがそう感じさせる要因だと思います。
この子はアゴが長いよね?ボクはどちらも好きです。
昨年と違い、今回は早めに個体を入手できているので
梅雨時の少し温度が下がる時期を狙って産卵セットを組もうと
思っています。
シュっとキリフキ♪
北海道は空知郡。サイズは74.2
このサイズになると迫力が出ますよ!!
でも飼育する個体としては、いろんな面で気を使います。
来週にもペアリングします。
フジか?エゾか?で盛り上がるのもいいと思います。
こちらは宮崎県小林市産 68でもけっこうイイカンジですよ^^)
こんなイズミヤマを飼育で出せたらいいなと思わせる
宮崎県小林市の64.
ミヤマはとかく大型がもてはやされますが、このあたりのサイズは
気品を感じさせますよ❤
耳状突起が出っ張らないのがそう感じさせる要因だと思います。
この子はアゴが長いよね?ボクはどちらも好きです。
昨年と違い、今回は早めに個体を入手できているので
梅雨時の少し温度が下がる時期を狙って産卵セットを組もうと
思っています。
兼ねてから気になっていたヒラタを
人工蛹室に移しました。小さいほうは見島産ヒラタです。
伯方島です。菌糸800 1本だったけどけっこう大きいなぁ♪
人工蛹室がちょっと小さいかもしれませんね?
前蛹で出してしまった小値賀島ネブト。
蛹になってくれました♪
濡れティッシュの人工蛹室へ。これは正味2分ぐらいです^^)
これはオマケ❤
やーっとトラグルス・・・産卵セットに入れました。
2♀いるので2セット組む予定です。
ゲルツももう1♀いるので、昨日セットを作っておいたのですが
トラグルスの♀を探しているときに小値賀島産ヒラタの♀を
見つけたので、そちらが優先です。
小値賀島は、ヒラタとノコ ネブトと揃い踏みですね^^)
蛹の話に戻りますが、今年は羽化不全が多いので
いつもより注意しています。
画像にはありませんが、屋久島のヒラタ 姫路のノコ
キンオニ(!)が蛹化中です。
ちょっとリクエストにお応えしときます^^)
起きだしについて。
まずご自分がどのような容器で管理されているか?
〇ボクのように四角いタッパーにキッチンペーパーの場合。
①キッチンペーパーをボロボロ⇒ティッシュを細かく裂いたようになります。
②このようになって心配なとき⇒ミニケースに仕切を付けて
成虫管理用のマットを5センチぐらい入れて
管理します。このときのマット加水は多め。
③まだ大丈夫と判断された場合⇒キッチンペーパーを取り替えて保管。
脱走するかもしれないのでタッパー自体を
プラケース等に保管。
●初めから成虫用マットで寝かしている場合⇒出てきて暴れているようなら
ゼリーを入れてみます。
※このときキリフキの回数を増やすなど観察回数を増やしとくと安心です。
☆♀が起きだしているのに♂がぼんやり(まだ寝ている)場合。
♂サイズが60ミリ台の場合⇒ミニケースに仕切を付けて、♂♀は別だけど
ケース自体は一緒にしときます。
♀が起きていることに促されて♂も活動を開始しようとしますが
タイムラグはあるので、ゆったり構えていただければと思います。
尚、70ミリ以上の♂は小ケースに仕切のほうが安全です。容器を置く場所は
温度が急激に上がらないちょい暖かめの場所がいいです。あんまり温度が上がると
暴れてしまいます。
◎起きだし時の注意点
まずドルクス系とノコでは起きだし方が違います。ドルクス系は
動き出したらゼリーを入れて成虫を鑑賞できるようなケースに移した方が
無難です。ゼリーを与えないから落ちるというワケではありませんが
管理しているところ(タッパー内から)から脱走しようと試みるので
アゴ先が欠けたり、最悪タッパーに穴を開けて身動きが取れなくなって
落ちていることがあります。だいたい♀に多いのですが、同種亜種を複数
飼育されている方、逃げ出した個体の同定は非常に難しいので
活動するなと思ったら、逃げられないように対処しとくのがいいと思います。
ノコについても同様ですが、ノコの場合は動き出してからすぐ
ゼリーを与えなくても大丈夫ですので、少し様子を見てください。
成虫の観賞用ケースに移してから暴れる行為が見受けられてから
ゼリーを与えても遅くありません。ゼリーを舐めだしてすぐの
ペアリングは危険ですので、少し時間を置くといいと思います。
よくゼリーを舐めだして『おしっこを飛ばしたらOK』と、
思いがちですが、実際は充分にゼリーを与えてからペアリング
のほうが事故を最小限に抑えられます。よく♀殺しの話題が出ますけど
これはどちらかが充分に成熟しておらず、配偶者と判断できない
(ストレスのもとになるだけ)ことも大いに考えられます。
あと産卵に適した時期というのは存在します。発生初期~中期に
かけてが望ましいので、飼育品でも野外品が店頭に並ぶ時期に
産卵セットを組むといいと思います。
最後に、このような飼育記事の場合 マットの銘柄だとか
加水量 温度などに目がいきがちですが、個体の状態を
産卵できる(交尾できる)状態に持っていくことが一番重要です。
しっかりと成熟して交尾を済ませた個体は子孫を残そうとする
目的を全うしようとするので、ある程度不備のある状況でも
産卵してしまいます。少し待つだけでいい結果が得られると
思いますからじっくりと個体を見て判断されればと思います♪
起きだしについて。
まずご自分がどのような容器で管理されているか?
〇ボクのように四角いタッパーにキッチンペーパーの場合。
①キッチンペーパーをボロボロ⇒ティッシュを細かく裂いたようになります。
②このようになって心配なとき⇒ミニケースに仕切を付けて
成虫管理用のマットを5センチぐらい入れて
管理します。このときのマット加水は多め。
③まだ大丈夫と判断された場合⇒キッチンペーパーを取り替えて保管。
脱走するかもしれないのでタッパー自体を
プラケース等に保管。
●初めから成虫用マットで寝かしている場合⇒出てきて暴れているようなら
ゼリーを入れてみます。
※このときキリフキの回数を増やすなど観察回数を増やしとくと安心です。
☆♀が起きだしているのに♂がぼんやり(まだ寝ている)場合。
♂サイズが60ミリ台の場合⇒ミニケースに仕切を付けて、♂♀は別だけど
ケース自体は一緒にしときます。
♀が起きていることに促されて♂も活動を開始しようとしますが
タイムラグはあるので、ゆったり構えていただければと思います。
尚、70ミリ以上の♂は小ケースに仕切のほうが安全です。容器を置く場所は
温度が急激に上がらないちょい暖かめの場所がいいです。あんまり温度が上がると
暴れてしまいます。
◎起きだし時の注意点
まずドルクス系とノコでは起きだし方が違います。ドルクス系は
動き出したらゼリーを入れて成虫を鑑賞できるようなケースに移した方が
無難です。ゼリーを与えないから落ちるというワケではありませんが
管理しているところ(タッパー内から)から脱走しようと試みるので
アゴ先が欠けたり、最悪タッパーに穴を開けて身動きが取れなくなって
落ちていることがあります。だいたい♀に多いのですが、同種亜種を複数
飼育されている方、逃げ出した個体の同定は非常に難しいので
活動するなと思ったら、逃げられないように対処しとくのがいいと思います。
ノコについても同様ですが、ノコの場合は動き出してからすぐ
ゼリーを与えなくても大丈夫ですので、少し様子を見てください。
成虫の観賞用ケースに移してから暴れる行為が見受けられてから
ゼリーを与えても遅くありません。ゼリーを舐めだしてすぐの
ペアリングは危険ですので、少し時間を置くといいと思います。
よくゼリーを舐めだして『おしっこを飛ばしたらOK』と、
思いがちですが、実際は充分にゼリーを与えてからペアリング
のほうが事故を最小限に抑えられます。よく♀殺しの話題が出ますけど
これはどちらかが充分に成熟しておらず、配偶者と判断できない
(ストレスのもとになるだけ)ことも大いに考えられます。
あと産卵に適した時期というのは存在します。発生初期~中期に
かけてが望ましいので、飼育品でも野外品が店頭に並ぶ時期に
産卵セットを組むといいと思います。
最後に、このような飼育記事の場合 マットの銘柄だとか
加水量 温度などに目がいきがちですが、個体の状態を
産卵できる(交尾できる)状態に持っていくことが一番重要です。
しっかりと成熟して交尾を済ませた個体は子孫を残そうとする
目的を全うしようとするので、ある程度不備のある状況でも
産卵してしまいます。少し待つだけでいい結果が得られると
思いますからじっくりと個体を見て判断されればと思います♪