クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[251] [252] [253] [254] [255] [256] [257] [258] [259] [260] [261]
GW後半 友人たちと楽しい時間を過ごしたときに
話題になった新着個体の中に触手が動いたのがございまして♪
翌日 電話にて問い合わせたところ、取り置きしてくださると
いうことで、昨日 取りに行ってまいりました^^)
その個体は後日 ご紹介させていただくとして、友人とも
約束していたので、そのまま虫屋行脚しながら これまた
楽しい時間を過ごしてきました♪



画像の個体はヤエヤマネブトです。これは友人に頼んでおいた幼虫が
手許に来る前に羽化したとのことで画像にさせていただきました。
そのヤエヤマネブトの画像を見ながら書かせていただこうと思います。



ショップ様に承諾を得ていないので、画像等々は公表できませんが
途中 食事を挟んで、2件ほど廻ってまいりました^^)
まずは待ち合わせにもなったショップ様で取り置きをお願いした
個体を見せてもらい、いろいろと見ていたら・・・
取り置きをお願いしたときに気になった個体がまだ残っていて
ソチラもゲット!うーん。。。相変わらず後先考えていません。。
友人からも画像の個体含め、いろいろとお土産をいただいているのに^^)



今回時間を割いていただいた友人は、どちらかというと小型種がお好みなので
小型種を3種ほど持ってきてくださいました^^)
この友人とは仕事等の都合で時間が合わず、会うのは今年初めてです。
いろいろと話もあったのですが2軒目にGO!



そのショップ様では店長がいらっしゃって、雑談も交えながらも
気になる個体を見つけてしまいました^^)
画像とは違う個体ですが、結局 連れて帰ってきました♪
そのあと軽く 一杯入れて、クワ絡みの話をあれこれかと
思いきや、クワガタと一緒に飼える小動物の話(というか?
これがお開き前の話題で印象に残ってしまいました♪)で
タイムオーバーとなり、帰路に着きました^^)

そんなこんなでGWからを含めて、かなり増えてしまったのですが
大切にブリードしていきたいと思います。
しかし・・・・ホントにこれ以上はかなり厳しくなるので
今年はこれでとしときます。。



これ・・・もうすでに5月羽化個体を紹介しているかも
しれませんが、このお題目でお付き合いください♪



昨日の午後 空いた時間を利用して割り出しました♪
全体的にちょっと早かったです。。



パプキン♂。実に♀とは5ヶ月ほど遅れて羽化してきました。
パプキンとしてはかなり立派な個体です。色も青緑っぽくて
嬉しい個体です♡



角度や撮影場所のバックを変えると違って見えるのも
パプキンの宿命。。パプキンはもう1頭蛹がいて,
もうそろそろ羽化してきます。4月のイベントではニジイロより
人気の高かったパプキン、産卵セットも組んでおります。



お次はホントに早すぎたヤエヤマコクワ。マット飼育なので
そんなに大きくありませんが、こんな真っ赤な状態の個体を
見たのは稀です。この個体はこれから色づきます。



3頭いた幼虫の最後の1頭が羽化してきました♪
少しアゴが長くなった(?)チュウホソアカです。
裏側はグリーンなんですが・・・



表はどーなんだろー?という個体です。
チュウホソアカは9頭ほど幼虫を得ることができたので
今回羽化している3頭の個体は出品予定です。



で、最後の1頭。ボクとしては嬉しいサイズでした♪
この子は後日 ご紹介です♪


これはボクのみのお話で、どちらかと言うと
皆様のお好きな(人気投票では上位なのでは?)クワガタを
入手しました♪



オオヒラタと呼ばれるヒラタは数あれど、ボクが選んだのは
マナドヒラタ♡ 以前2度ほど入手して、一度目はお客様からの
オファーで手放し、2度目は失敗しています。。



このマナドヒラタ。諸説あるようですね?
そのあたりの詳細については割愛しますが
今回は所謂正真正銘という個体を入手させていただきました。



何故禁断なのか?
マナドヒラタはパラワンやスマトラほど大きくはなりませんが
やはり、大型種の1種であることは変わりありません。
当然のことながら大型の容器が必要になるので、限界を越えること
と同じなんですね^^)。。なので、禁断なんです。。



ではなぜ??と、お思いでしょう^^)
非常に安価で入手できたんです♪ 一時は小さな♂のペアでも
ボクの予算をはるかに超える価格で取引されていました。
一番初めはそこそこ(とはいえ、ボクには高額でしたが。。)、
2度目はマナドだからということも含めて納得という価格でしたので
正直なトコロ、ここまでとは思ってもみませんでした。。
クワガタやカブトムシの価格は短期間のうちに大きく変動いたします。
今回はタイミングが良かったとしか申し上げられませんが、
ブリードをしっかりやっていきたいと思います♪


今回は産卵セットの割り出しから個別飼育までを
書かせていただこうと思います。



だいたい採集される10月ごろから産卵セットを組んで
翌年2月から3月の割り出しがボクの飼育ルーティーンで、
割り出した個体によって個別にするか多頭にするか考えます。
時期的に室温も下がっているので、だいたい多頭飼育して
安定するのを待ちます。割り出し時 産卵セットに使用した
マットは取っておくと後々いいように思います。



で、この時期 早めに孵化した個体は2令に加齢していると思いますので
個別で飼育します。クリアボトルなど固い容器でもいいのですが
ボクはだいたい500㏄のプリンカップで様子を見ます。
マルバネの幼虫は一定の場所にスペースを作り、その中のマットを
食して、食べきるとそのスペースから顔を出すことが多いので、
把握しやすいというメリットがあります。あと、プリンカップは
柔らかいので通期の確保という点ではいいのかなぁという感じです♪
まだ小さい幼虫(初令~初2令)は、多頭飼育して大きくなるまで待ちます。
マルバネの幼虫は恒温を好みます。これはどのステージでも
そう思うので、なるべく温度変化の少ない場所を選び、そこから
動かさないように心がけておくとカナシイ結果が少なくなると思います。



割り出し後に使用するマットですが、産卵セットに使用して
幼虫が出てきた周りのマットのいい部分でコト足りるようでしたら
そのままで、付け足さなければならないようでしたらNマットを
少し混ぜ込みます。個別にするときはノコやヒラタに使用できるマットも
混ぜ込むことはあります。ただ、あくまでも少量です。
赤枯れについては、産卵セットに使用したマットの中に入っているので
足したり足さなかったりしています。ヤエマルは、赤枯れの依存度は
高くないように感じています。(他のマルバネはちょっと違います。)



だいたい6月~7月(個体によってはもう少し後になるかも)で3令に加齢しますので
個別に大きな容器に移します。ボクはこのとき1400に移しますが、2300等
大きな容器に移しても大丈夫です。交換の仕方は人によって様々ですが、
それまで使用していたマットを新しいマットに混ぜ込む方法と、
容器内に新しいマットを入れてから大きな窪みを付けて、幼虫ごと
それまで使用していたマットを入れてしまう方法です。どちらも試してみましたが
羽化した個体のサイズはあまり変わらないし、マットの劣化具合に違いも
見られません。それまで使用していたマットがコバエに侵食されていることも
ありますから、臨機応変に交換方法を使い分けていたりします^^)



以前と変わったことと言えば、糞をそれまでは捨てていましたが
最近は細かくして新しいマットに混ぜ込んでいます。これは消化や
栄養摂取を助けるバクテリアが糞と一緒に体外に出ているのかも?と
考えたからですが、そう気にしなくてもいいようにも感じています。
ここで気を付けなくてはいけないのは、時期的に真夏になって
気温室温とも上昇します。エアコンの冷風が直に当たったりすると
3令でもマックロ(。。。)になっていることがありますので、
置き場所等の配慮は必要です。



ここまでで産卵セットの割り出しから数えて、約半年弱。
これからが長いのですが、マルバネの飼育はそんなにやることはないので
置き場所さえ固定できれば大丈夫かと思います。次の交換(というか付け足す
というか?)は、早くても10月~です。乾燥だけは気を付けておくと
いいと思います♪


本来ならあまりお勧めできないとされる多頭飼育。
実際 共食いという最もカナシイ出来事のひとつに
フィールドを提供しているようなもので、極力
しないほうがいいとされています。



種類によってですが、孵化から初令~初2令あたりまでは
多頭飼育のほうがよろしいのでは?という種類は存在します。



まずは国産ネブト各種。
雑誌クワタでコラム的なネブトの採集と飼育を織り交ぜたような
記事を読んだことがあります。(どの号に掲載されていたか
手許に残っていたら、調べときますね♪)材割採集の際、幼虫も
成虫も同所から複数出て、コロニーのような材があるそうです。
ボクはその記事を読んで、産卵セットを幼虫が3令になったぐらいで割り出しています。



お次は国産マルバネ。
マルバネもネブト同様、洞に溜まったフレークに産卵するというとこから
推察しています。天然のケースの中で産卵しているようなものなので
そう考えました。実際の処 2令ぐらいまでは複数で飼育していたほうが
★になる率は格段に下がります。



ヒメミヤマ系のミヤマ。
友人がGWでの会話の中で、ビークワ75号でのヒメミヤマ系飼育の
産卵セットの割り出しタイミングについて触れています。
要約すると、どうも消化吸収を促すバクテリアを共有しているのでは?
と、解釈して(この部分はボクが友人から話を聞いて、そう思いました。)
この記事が出る前から、産卵させて幼虫が見えても割り出さずに我慢したそうです。
結果は良好♡ その友人から分けていただいたクラーツミヤマの幼虫が
ウチにもいますがスクスク育っています♪



この3種の共通点は、どちらかというと土に近い(場所も状態も)
状態の倒木(マルバネは洞ですが中身は近い気がします。)にいると
されています。残念ながら3種どころか国産ネブトも採集経験がないので
・・・なのでは?という書き方しかできませんが、
ヒメミヤマのところで書いている幼虫同士で共有している何かしらが
あるのは、間違いではないように思っています。

ただですね^^)あくまでもある一定期間までです。
飼育ならではの大型個体を拝みたいのであれば、そこにもう一工夫は
必要だというのは理解しているんですね♪
実践はしているつもりなんですが、なかなかね。。。
そーなってくれないんです^^)






material by:=ポカポカ色=