クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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正直なところあまり詳しくはありません。
過去 ツシマヒラタは何回かブリードしていますが、
それほど型を注目するよりサイズに目が行きがちでした。
ツシマヒラタは80ミリを越える数少ない国産種の1種です。



第1内歯のみ吐出するのみで先歯までは消失しています。



珍しいとは思いますが、出現率等は皆無です。
もちろん血統とかではないです。。



♀も同系統ですね♪ 40ミリ台なのでよろしいかと思いますが、
以前書かせていただいたようにツシマヒラタは、ミヤマなどの
環境整備を行わなくてもある程度のサイズが期待できたり、
お子様と一緒に飼育を楽しむなど、あくまでもクワ飼育は趣味のひとつ的な
位置づけの方や、これからブリードを趣味として加えてみようという方向け
に飼育していたのですが、羽化した個体はどちらかというと標本にしても
という個体になりました^^)



確かにボクが飼育し始めた頃と比べて、国産種は色々な地域で制限がかかり
入手はしづらくなっているのは事実です。特に離島産地の亜種は顕著なので
個人的に考える普通種ではなくなってはいます。


先ほどのフンボルトに対する作業、ミシュミの時もそーだったんですが
意外と時間が掛かります。あとね、、腰の負担が大きくて
心が折れそうになること暫しなんですね。。。
とは言え、仕事も忙しいし やれるときにやっておかないと後で後悔・・・
一番嫌ですからね^^)頑張りました!



先日から書いていたゲアンミヤマのペアリングから始まり・・・
手持ちのマットを確認したらNマットは4袋ほどあるので、ミヤマの
産卵セットを3セットほど組んでおきます。ミヤマの産卵セットは
言うほどキツクはありません^^)今年は中ケースでどれだけ採れるかに
挑戦してみたいので、全部中ケースでセットします。



ゲアンミヤマは♀のゼリーを敢えて与えないでおきました。
こうすることで♀がゼリーに夢中になっているあいだに♂がコトを済ます。。
なーんて姑息なペアリング方法でございます^^)



途中、休憩を兼ねてツシマヒラタ♀の割り出し。べっぴんさんが
出てきましたね(^^♪ この子はこれから羽化してくるであろう♂と
ペアになります。因みに今年はツシマヒラタの累代予定はございませんので
悪しからずでございます^^)



この休憩時 ついでと言ってはなんですが、♀を産卵セットに投入します。
サキシマヒラタ ニジイロ メアレーに入ってもらいました。



ここからはミヤマ幼虫の交換です。画像は丸々太ったヴェムケン♪
体重を測れないのにもどかしさを感じながら交換予定の個体を次々
出していきます。



今年は期待大の利島産イズミヤマ。マットも昨年とは違う銘柄を
使っています。



イズミヤマ含め他離島産地ミヤマとは一線を画す中甑島ミヤマ。
画像で比べても明らかに大きさが違います。



他 ケルブス タイワン 1頭だけ残っているラエトゥスの幼虫を交換して
本日の作業は終了。これでノコやミヤマの産卵に集中できます。
いろいろ見たい個体は多いけれど、とりあえず気になったところは網羅しました♪




とにかくいっぱい産んでくれたフンボルトヒナカブト。
1月もお正月から4月7日の割り出しまで、結局3回ほどセットを組みました(^^♪
卵で割り出した数も多数で430㏄のプリンカップにだいたい6個平均で保管して
いました。孵化も始まりましたので小分けすることにしました。



まぁこんなカンジでございますよ^^)
4つ入もありますから60卵というわけではございませんが、
先に孵化していたりド初令で割り出した個体もいるので、
60頭は越えています。



孵化して加齢した個体も多数出てきました。画像の個体は
出品画像から引用しています。



幼虫は計28頭で、卵は18 その前に出品はもうちょっとという
個体が2頭いまして^^)先ほど出品させていただいた個体は別でございます♪
まぁ少し★個体もいましたけど、上々ではないでしょうか?



あとは成虫にする個体を何頭残すかですが、16頭ほどにしとこうと
思います。ヒナカブトとは言え、1400はひつようですからね。。



フンボルトは初回4頭セットで出品させていただいたので、ずーっと
4頭で出品させていただきます。№6だけ2令になっていたので開始価格を
少々お高くさせていただきました^^)因みにこれ以降は少しあいだが空く
かもしれません。安定するまではちょっと心配です。ヒナカブトにしては
割と肩の力を抜いて飼育できるフンボルトヒナカブト。カブトムシ初挑戦
してみてはいかがですか(^^♪





先々週になるかと思います。ミヤマ各種を活動開始を促すように
大きめ(と言っても430㏄)のプリンカップに移したのですが、
早々にメアレー♂が暴れて、自らアゴを折ってしまいました。。



♂♀同居はさせてみたものの♂がマットに潜って出てこない(♀はゼリー爆食中)ので
そのまま様子をみていたのですが、先ほどケースを覗いて見たトコロ
 ♂も上に上がってきていました。これでなんとかなりそうです(^^♪
メアレーはまだ♀が控えています♡



あとゲアンが起き出しています。ゲアンは本日にもペアリングを掛けて産卵セットを
組む予定です。もしかしたらメアレー用に組んでおいたセットを使用するようかも
しれませんね^^)



先日 メアレーの次はラエトゥス?なんて記事を書かせていただきましたが
もう少し寝るようです。ここで焦りは禁物なので、ゆっくり成虫を鑑賞しながら
状態を観察することにします。



ランミヤマも小さい♂が起き出してきました。♀が間に合うかが疑問ですが、
ここは粘り腰で待つことにします。



カナシイのはヴェムケンで2♂残していたのですが、♂が1頭★に。。。
ボクが思っていたより早く活動開始していたようでした。。
これがあるからミヤマは少し抱えておかないと怖いんです。。



すでに産卵セットに入っているケルブス。いい具合に潜っています。
ヨーロッパミヤマ系はヨーロッパミヤマを中心に考えています。



さて ここで、どちらかが起きてもペアになるどちらかが起きていない場合。
起きていない個体を少し温度高めの処(現時点では常温の日の当たらない場所)
に置いて活動開始を促すのもアリなのですが、体内時計がしっかりしている
種類もございます。それ以外では活動開始後の寿命も考えにいれておくと
よろしいかと思います。ミヤマもノコほどではありませんが、交尾をさせないと
比較的長生きです。種類ごとの違いがあるにせよ、管理さえしっかりしておけば
割と生存してくれています。その管理ですが、ゼリーはなくなったら新しいのと
交換する、2、3日に一度は霧吹きをする。少し低温の場所にケースを置く。程度で
かなり生存してくれます。ゼリーはあまり与えすぎると逆に消耗するので、
なくなったら足すぐらいの感覚で大丈夫です。むしろこれだけはというのが
乾燥で、管理用マットがシットリしているぐらいなら大丈夫ですが、
完全に乾燥していると早いので注意が必要です。本格的に始動しようとしている
ミヤマ飼育。今年もいい成果がご報告できるよう努めていきたい所存で
ございます^^)







マットのみや材をマットに埋めるような産卵セットを組む場合、
マットに加水をしなければならないときがございます。
ブリード方法などの記事で、『強く握って水がはみ出ないくらい』
とか、『マットを握ったらお団子になる』など、曖昧とは言い過ぎですが
しっかり数値で表していないのがほとんどなので、困惑する場合もあるかと
思います。しかし、これ・・・随分前にも書かせていただいたのですが、
そのときの湿度や気温等々が大きく影響するので、しっかり書けないというのが
実情でございます。気温が高いときに水分量を大幅に増やすと、水のほうが
傷んでしまい、結果的に劣悪な環境になってしまうのですね。。。



種類によっては水分多めの記述がありますが、これも何を基準に
水分を多くするのか?なども同様の理由です。この場合、自然下で
立ち枯れに産卵する、立ち枯れでも根部に産卵、倒木に産卵等
ある程度 その種がどのあたりに産卵するのかを知っておくと
判断基準になるかと思います。



要は自分なりの産卵させる基準を作ることが大切で、使うマットの
状態も大きく影響してきますから、個人的にいつもやっていることを
書かせていただこうと思います。



産卵させる場合と幼虫飼育では同種でも違いがありますので、今回は
産卵に特化して書かせていただきます。



まず、マットの袋を開けて大きな容器(バケツなど)に移します。
塊で袋から出てくるようだったり、ダマが目立つようでしたら撹拌して
手に水分を感じるか確かめます。撹拌した状態でもう一度 手に取って、
状態を確かめてから加水するか考えます。産卵させる種類は決まっている
でしょうから、その種に合わせて加水するなりなんなりをします。



で、産卵セットを組んでいく訳ですが、セット方法でも水分量は変えています。
材を入れるセットを組む場合は水分量を抑えるのですが、これも種類によりけり
で、シカなどは水分量を変えない場合が多いです。



これはボクの個人的感覚のことなので、参考程度に書かせていただくと
加水してマットを撹拌して、マットを強く握って固めたときに、手に水分を
感じるようでしたら水分多め、あまり感じなかったら水分量は普通かなぐらいの
判断基準です。どうしてもセット上部は乾燥気味になるので、♀を入れてから
霧吹きをしています。これはセット上部の水分量の確保もそうですが、
霧吹きをすることでマットの匂いを拡散させる意味合いもありますよ^^)



ちなみにマットを握って水が滴るぐらい加水する場合は、温度を恒温に
保てるよう配慮することが必要です。ネブトは加水量が多いぐらいのほうが
産みはいいのですが、温度変化が急激だったり、高温が続くと前述した通り
水のほうが傷んでしまいます。。



長々と書いてしまいましたが、自分でセットを組んで一番産んだ時がフェバリット
ですから、あまり気にしないで自分流を貫くのが一番だったりします♪




material by:=ポカポカ色=