クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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そーいえば、こないだ朝のワイドショーで
『西表島は島全域が国立公園に指定され・・・
一切の動植物の持ち出しが禁止。。』
朝起きてからこなさねばならないあれこれを
そっちのけにして見入ってしまいました。

『東洋のガラパゴス』という異名があるのに
何を今さら・・・とも、思ったのですが。。



って、ことは・・・
サキシマヒラタやヤエヤマコクワは持ち出し禁止。。
もちろんヤエノコも。。。



ウチのこのサキシマヒラタは大事にしないとな。。

ヤエヤマコクワなんかは個体数も少ないうえに
時期によっては4ヶ月で孵る割にあまり出回らない。
市場に出る前に人手に渡ってしまうのか?
とにかくただでさえ手に入らないワイルドが
しかも持ち出し禁止とは。。

こりゃヤエノコも手に入れとこう^^)
欲しいときには手遅れ。。。
ボクはこーゆー場面、多いんです。。


みなさんはどのくらいの数の
幼虫を飼育されているのでしょうか?

やはりクワタで販売させて頂いている関係上
ある程度の数を飼育しているのですが
1種類あたりの数はそんなに多くありません。
ここのところクワタフェスタの開催月が
以前よりも多くなったので、幼虫で販売購入
していただく(本当にありがとうございます。)
こと多々なので、それほどいないのです。

2015年度は、中之島トカラの
いい個体が手に入ったので
産ませるだけ産んでもらいましたが
(実はこれも珍しい。)
採卵自体もそんなに採らないのです。

 

まぁ何と言ってもね、管理が大変になるでしょ^^)
杜撰にもなるし・・・

2015年度は中之島トカラを筆頭に
ヤクシマ クロシマあたりが多いです。

あとは大体10頭~15頭のあいだ。
ノコで少ないのはミヤケ(式根島)
諏訪之瀬トカラは7、8頭ぐらいです。
でも♂♀判別が出来ているなら
本来はこれくらいでいいと思います。

しっかりと成虫に孵せればもっと
少なくてもいいと思うくらい^^)
自分用って、大体2♂♂3♀♀♀
ぐらいを残すだけなので
幼虫10頭をしっかり孵し、4ペアになったりすると
嬉しかったりします。

あと産卵セットのセット時期をずらしたりして
1種1産地2ペアいたら
1ペアだけ産卵セットを組んで、相当数の幼虫が採れたら
それでその種類の採卵はやめてしまったりしていますねぇ^^)

一番いいのは幼虫を置く棚に隙間ができるぐらいの
幼虫数が希望なのですが、飼育を始めて
そんな状態になったのは1度か2度。
なかなかうまくいくものではないのです。。



そーゆー点ではコクワはいいよなー^^)
ヤエコは一度の産卵セットで、7頭ぐらい。
これで産卵をやめることが出来れば
上の希望数ですもんね♪



でもなー止められないんだよなー。。。










多分本格的に国産ノコの飼育を始めたのは
トカラからだと思います。

中之島の♂を知人からプレゼントしていただき
♀を探してブリード。。
クワを本気で探したのも初めてだったかもしれません。

先程の記事でも書いたように
臥蛇が初めてではなかったので

トカラはコンプリート。
アマミもコンプリート 。
トクノシマは2回目。

オキノコ クメジマ イヘヤ オキノエラブ
ヤエノコも石垣、西表とやっているので
ほぼ網羅していました。



ブリードだけの楽しみを
誤解を恐れず言うならば
アマミノコは幼虫も大きくなるし
デカイ成虫を拝んだときのソレは
国産を飼育している感覚ではなかったよーな気が^^)

オキノコは確か石垣の昆虫フェアでワイルドが
売っていたのを買ったんだよな?

このころは見るもの全て新鮮だったので
売っていれば買っていた気がします。

今期 原点回帰の意味と、いい個体が手に入ったので
中之島再燃中です。

古い画像を見ているとやはりキレイ❤

大きくてキレイな色のトカラ
再現したいです^^)







やっぱここに落ち着くのでしょうか?

過去の飼育種を眺めていたりしたら
けっこーな種類をやっていて
一番ビックリしたのは臥蛇は今回が初めてではない。。
忘れていました。。



で、その中の本土系。

一番印象に残っているのは
伊豆大島産です。
何と言ってもみんなで採集に行ったしね♪

ヤクシマ クチノエラブはけっこーやっていましたね^^)
何気に壱岐や対馬なんかもいました。

ミシマイオウは最近です。
ミヤケは亜種認定された直後にやっていて
今回は久しぶり。

ボクが持っている中で珍重しているのは馬渡産。
けっこー興奮したものです。

現在はクロシマ ミシマイオウ ミヤケ(式根)
ヤクシマ 本土ノコ(馬渡)が幼虫で
クチノエラブが休眠中。


(この画像、探すのタイヘンでした。)

久しぶりに伊豆大島に採集に行こうかな?
とか、思っちゃいますね^^)





一通りの交換が終わった3月初旬
後は蛹化を待つばかりとなりました。

飼育者的にはそぉなんですが
クワは個体によってはそぉならない
個体がいるんですよね。。

 

今日みたいに春めくと(急激に気温が上がると)
暴れる個体も出てきます。
この暴れ、諸説ありますが
ボク的には『蛹室を作る場所を探している』
と、解釈しています。
なので思い切って交換します。
この場合、菌糸で飼育している個体も
マットに入れてしまいます。
温度は恒温の低め。これでヨシとしています^^)

あと心配なのが昨年10月下旬交換の
状態のよい菌糸に入っている個体群。
11月から換算しても4ヶ月半
こないだ半分は交換したのですが
全然食べていないし、菌糸の状態も悪くない。
でもこのまま蛹化まで持っていったら
確実にグズグズになる。。
このような個体たちは得てして
居食いだし、大きいし。。。
菌糸は状態が良くても長期間で痩せています。
でもそれが通気にはよく、幼虫にもヨイ(^^♪
蛹になるまで待って、取り出せるようになったら
人工蛹室に移すことも考えます。



羽化までのカウントダウン。
ここからの時期は大切です^^)




material by:=ポカポカ色=