クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ここのところ暑いですねー♪
もうそろそろ10月。
産卵セットを組みたいのが3種ほどいます。

ミシマイオウ ミヤケ(式根島)アマミ(加計呂麻)
と、いずれもノコなんですけど
この時期だと産んでも時間かかるかもなー^^)

(画像は請島アマミ)

温度管理をしていると言っても
季節の移り変わりは,影響が出ると常々思っていて
特に国産はその傾向が強いと感じています。
そんなところからも、常温飼育でうまくやれば
野外で採集された大型と見まごうような個体が
飼育できるような期待が出るのです^^)
そーいえばボクがこのブログを始めたころ
常温飼育でアマミノコのデカイのを連発していた方が
いらっしゃいました。
あの人、もう飼育はやっていないのかなー?



今年は画像のタイワンオオとかマレーヒラタも
いるので、11月の産卵セットなんかも考えています。
タイワンオオに関しては、良材がまだあるし
マレーヒラタに限らずヒラタに関しては
あまり時期を考えずにブリードしている方はけっこういるので
ボクもダメ元でやってみようかとも思っています。



あんまり考えずにやってきましたが
思い出してみると、セット時期や起き出しの期間の違い
などがばらつくのと、本業の繁忙期との兼ね合いで
ノコだけになっていったという経緯もあります。
(ここ最近は以前のように気合で乗り切るような
仕事は少なくなりました。世相は反映されています。)



個人的な感覚なんですが、国産種の中でも
温度さえかけてあげれば、外産種と同様に活動
産卵が可能な種類はいると思っています。

でもなー、
ボク自身がついていけないかもしれないんだよなー。。。
今年羽化の個体が小さく羽化した原因は分かっているんです。
去年はこの時期にバイクが最後の仕上げにかかっていて
休みという休みはバイク屋に入り浸っていたので
この時期にやらなければならないことが疎かになって
全てが後手に回ったんだよな。。。
今年は菌糸の入荷時期と交換時期がうまくあっているので
いいタイミングで交換もできていますが、どこでどぉ
転ぶか判んないしなー。。。

そういえばクワタフェスタですけど、次回は10月29日横浜。
記憶が正しければ、その次が12月23日横浜開催です。
ここ何年かは秋の開催は幼虫が主だったんですけど
今回は秋の開催を見込んでいましたので成虫オンリーで
いけそうです。オキノエラブノコがかなりの数いるので
フェア価格で出そうと思っています。

今年は秋もクワ三昧でいこうと思っていますので
よろしくお願いいたします^^)





関係ないようで密接な気がします。



この場合の環境は、エサの状態(温度含む)を
指すと思っていただければと思います。

今回の悪石トカラで、♂を1400に2頭入れて
羽化まで持っていってしまいました。
(交換しようとしたら蛹室を作り始めていたのですね。)



この2頭です。画像でお分かりのように
アゴの長さやボディの膨らみが違うことが確認できますが
画像左の個体は容器壁面に蛹室を作ったので
中の様子が分かりました。右は容器中央よりに作ったので
中は確認できない状態でした。もちろん同腹からの採卵です。
似通る部分もありますが、同じ親からでも随分と形状に
違いが出ます。しかも同じ容器。
環境もほぼ同じと考えていいのですが、これだけ変わるのです。

個人的には、画像左の個体は蛹室が見えているので
外気の影響を受けやすく、温度湿度等の変化が顕著だったのかな?
と、思っています。
ボクが観察して常々思っているのは、蛹の段階で同じような形状でも
外骨格の生育に違いが出ることです。
蛹の、外骨格が形成されていく時期に温度が上がるとアゴの生育を
途中で終わらせてしまう個体は今まで何度となく確認しています。
蛹も細かくみていくと何段階かのステージがあって
大型の蛹ほど、何段階かのステージの期間が長くなりますが
この期間も個体でマチマチ。これには温度を含めた環境が
かなり影響していると思っています。
このように遺伝性も大切だけど、環境変化でも随分と個体の形状に
差が出てしまうように感じています。
まだここまで書けませんが、個体差の中で艶の有り無しもあります。
なんとなくこーなんじゃないかなー?とも思いますが
艶についてはもう少し観察を続けてみようと思っています。




標本主体のフェアでも俄然人気の
色変わりのニジイロ。
ボクんとこにもいます。
産卵セットも組んであって幼虫も見えています。

標本を買われる方も生体を買われる方も
同じような質問を光田氏に投げかけて
その都度、丁寧な対応をされています。
横に座るボクも何度となく聞くことになるので
ある程度は覚えてしまいます。



同じ色目の♂と♀を掛けても必ずこの色が出るわけでは
ないのだそうです。ただ確率は格段にあがるらしいのです。
(スミマセン。。横で耳に入ったことを書いているので
らしい。。で、お願いいたします。)

同じようなことがトカラでも言えるので、ここらへんは
すんごく勉強になります。



ここで、気になることは羽化した個体を選別する作業が
追加されることになるのですね^^)

ボクも前回の中之島で何回も個体を見て選別して迷ったのですが
見る数量は比ではないのだろーなー(^^♪




いや。。。
毎年ワイルドを手に入れることができ
アタリマエのようになっていた自分が恥ずかしい。。

今年は入らなかった(採集家の方が満足いく個体を
採集できたため、行かなかったのです。)

そんなことはつゆ知らず。。。
入るもんだとタカをくくっていたし、1ペアいるし。。と
お気楽で考えていたら、♀が☆。。。
ブリード不可能かと思いきや若干の幼虫が・・・



思えばズサンな飼育も手伝って、羽化はしてくるも
♂が少し。。
こりゃ絶滅か・・・と、思いきや
なんとか♀が1頭羽化してくれて
(元々、自分用の幼虫は5頭です。)
3♂♂♂1♀で累代は繋げそうです。

そぉヤクシマノコです♪



前述した通り、ズサンな飼育だったので
大きくはありませんが、なんとかの中大歯。



もちろん販売予定はなし。
次世代に繋げます^^)


秒速5センチで動いてくれません♪
種子島産は、昨年ノコをワイルドで購入。
2月クワタでヒラタブリードモノを購入。
7月にヤフオクにてネブト1ペア
ヒラタ4ペア、ノコ3ペアを落としました。
ヤフオクは種子島在住の方の採集です。
ヤフオクで落とした各種は転売もさせていただき
手持ちはノコ1ペア、ヒラタ1ペアです。
ノコはブリードして、現在卵確認中。
ヒラタは、ひょっとしたら10月クワタで販売するかもしれません。

さてノコなんですが、昨年ブリードの個体が羽化したので
ワイルドと比較してみようと思います。
ブリード個体は全ステージマット飼育です。



まずはワイルド♪西之表市7月1日採集です。
50ミリ前半の個体です。
けっこー赤いですねぇ^^)
完全な大歯ではないです。



型としてはいいと思います。
販売に廻した大歯のほうがカッコイイです。
ちなみに落とした3ペアの内訳は、大歯2中歯1なナイスなトリオ。
型が見たかったのが落とした理由です。



屋久島と隣接しているからヤクシマノコ寄りかと思えば
そーでもありません。でもヤクシマな型も存在します。

お次は、最近羽化した子。



うん♪この子も赤い♥
この子の親はヤクシマ型でした。大きかったのですが・・・
まぁこんなカンジです。ワイルドとサイズ的に変わらなかったので
この記事を書こうと思ったのですね^^)
このサイズにしては幅があります。


まぁキレイです♥
ボクがヤフオクで奮闘している横で
62ミリのペアの金額がすごい勢いで跳ね上がって
(同じ出品者です。そのあと65が出ました。)
いるのを見て、そんなに大きくなる産地ではないのかなー?
とか、思っちゃったりして♪
自分への慰めです。
10月のクワタは、ヨビヨビディと称しまして
『持っているけど補足しておきたい、持っておきたい』的な
個体を多数出品予定。
かなり格安で出すつもりです。
あとこのブログを見ている方でオキノエラブノコを
お探しの方、すんごくペアがいるので
こちらはフェア価格で出します。
(かなりの価格で放出しますので、光田氏に報告済みです)
なのでご購入をお考えの方で横浜クワタに来られる方
今しばらくお待ちください。
(もちろんここでも受付ます。)

と、最後のほうは営業になってしまいましたが
種子島ノコ、いいですよ♪


material by:=ポカポカ色=