クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先ほどの記事でも書いた仕込んだ材。



この子に使います。トカラコクワ(中之島)
実はこのトカラコクワ。優良な血筋のペアを
手に入れて(けっこー高かった。。)、
幼虫の予約も受け付け、セットも中ケースに
材3本と、ここ最近でこんなゴージャスなセットは久しぶり
と、鼻息も荒く臨んだまではよかったのですが、
結果8頭。。。
しかも新規導入したマットに合わず、8頭のうち1頭のみが羽化。
それが画像の個体です。。。



ボクと同様に購入した方(面識はありませんが)が
いらっしゃり、その方は♀が3頭羽化。
その3頭を引取り、(これも意外と高かった。。)



そのうちの2頭はペアリング済みです。
そして今日、満を持してセットに投入しました。



今回は前回の失敗を踏まえて小ケースに材1本
マットも底のみ固く詰めて、あとはやんわりと産卵木を覆っただけ。

実は中ケースセットを組んで結果が思わしくないころと同時期の
クワタで、むし社Ⅰ氏と隣り合わせになり、この話を
したところ、小型種は野外でも広範囲に産卵場所を
拡げないらしく、大型のケースより小型のケースで
産卵場所を特定してあげたほうが産みがいいらしいのです。



そこに持ってきて、ボクが国産種を随分前からお世話になっている
通販専門店(かなり前からあるショップです。)でも
中々数が採れない。。と、謳っています。
正直なところ、数はそんなに採れなくてもいいのですが
4ペアぐらいになればいいかなと思っています。

現在は皆様ご承知の通り、採集禁止のトカラ列島。
採集履歴も決して多いとは言えず、しかもブリードでもそんなに数が
採れないと謳われているトカラコクワ。
今後はもっと貴重になるだろうと思われます。






昨日羽化シーンを披露したヤエヤマコクワ。
後翅が納まり、上翅が色づき頭を起こしました。



画像に起こしてよかったと思う部分もあって
上翅のズングリムックリ感は上翅のラインが中央付近で
少し膨らむんですねぇ。。上翅の先端部分が膨らんで
ズングリとした印象を与えているように見えていました。
歯形の出方はいろいろですがこの子は見事です。
牙部分もしっかりとカタチが出ています。



小さくてもドルクスです。
お腹が納まるのに時間がかかります。

この子、サイズは中々ですよ❤




昨日のうちに加水しといた材。
朝起きて樹皮を剥き、余分な水分を出しているトコロ。

キレイに樹皮が剥けました。って、最近
いい材に巡り合える機会がめっきり少なくなりました。

この材も昨年購入です。
ボクはクワタ等でいい材があると購入して
寝かせておきます。
(クワタでは、多数ショップが集まるのでいい材に巡り合える
機会が多いのですが、なんせ電車で移動しているので
中々量を持ち運べません。)



これも昨年購入。
ヤエヤマコクワの飼育を始めたころから
見つけては買い、寝かせておきます。

ボクの場合、材産み種は限られるのでこのスパンで
うまく廻すことができます。
いい材とは言え、最近の材はシイタケ収穫直後に切り分けられた
ホダ木が多いので(残念ながら見極めることができません。。)
なるべく寝かせてから使うようにしています。



これは今年入手分。細くなってしまいました。
今年、材を使う産卵セットは
ヤエヤマコクワとトカラコクワ、タイワンオオの3種
(タイワンオオ用は別に用意しています。)
少し足りないかもしれませんね。。。




ネブトクワガタの産卵セットが4つあります。

1400ブロー2つとミニケース2つ。

これには理由があって、どぉにか産卵数をコントロール
できないか?という模索の過程なんですね^^)



それともうひとつ。
ネブトクワガタがどのように産卵するのか?
ばら撒き産卵には違いないのですが
どうもノコやヒラタと♀の動きが違う。。
まぁマットの詰め方が違うので徘徊跡が判りやすいという
のもあるんですが^^)



ここで飼育を長きに渡り趣味とされる方は
クワガタという昆虫が子孫を残すためのキャパが
広いことに気付くと思います。
限られた範囲で生息するクワガタがいないワケでは
ありませんが、根食いとか腐朽が進んだ朽木を好む
と言われる種類はその範囲が広いように思います。
これがブリーダーを迷わせる原因のひとつになり、
ネブトクワガタのその中の1種に入るのでは?
と、考えます。



ブリードにおいては、マットのみで産むことには
違いがありませんが、どのマットを使用するか?
で、随分変わってくるように思います。



あと詰め方です。産卵セットのマットは固く詰める
必要がないようにも思いますが、亜種(産地)によっては
その限りではないように感じます。



検証例が少ないので、『こんなのもあった』程度の話です。
ケース内を徘徊して産むことはよく確認されています。
でも徘徊していないからと言って産んでいないワケでも
ありません。ノコのようにケース壁面に産んでいることも
あります。ここで冒頭でお伝えした産卵セットに使った
2種類のケース。この形状の違いが産卵に影響が出るのか?
気になるトコロ。

まだまだ気になることがいっぱいのネブトクワガタ。
探究心を刺激します♪



先日も少しだけお伝えしましたが・・・



トクノシマヒラタがいいサイズで羽化してきのですが



羽パカと聞いてすぐ思い浮かべるような画像の
トクノシマヒラタです。。



サイズも型もナカナカなんですけどね。。。



ちなみに羽パカは腹ボテとかが原因ではありませんからね^^)
羽化時の蛹室の湿度で起こりやすいと思っています。
まぁそのための蛹化ビンなのですが、今回は気がつく前に
羽化していたので致し方ないです。。。

菌糸が全て茶色(食べ尽くしたか?暴れて劣化したか?)
もしくは黒色になった状態で蛹室を作り、そのまま羽化まで
持っていくと起こりやすいので要注意です。

この個体とペアで販売予定です。
お値段は破格の¥1800.
もしブリードのみで標本はやらない方にはかなりオススメ。
ご検討をお願い申し上げます。


material by:=ポカポカ色=