クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ミクラミヤマは神津島と御蔵島産がいて
画像の個体は神津島産。
昨年9月の羽化で3月の上旬から中旬にかけて起きだして
きたので先週あたりからゼリーを入れて様子を見ています。



ゼリーも舐める程度には減ってきていますので
いい案配です^^)御多分に漏れず脚の力は強いし
触覚もクルクルさせています。



さてこのミクラミヤマ、幸運にも採集禁止前に
採集された方からお話を聞くことができました。
クワガタだけどクワガタと思っちゃダメというのが
キーワードです♪



御蔵島と神津島にしかいないミヤマクワガタ。
大きなケースに移してもう少し様子を見ます。
何と言っても初ブリードなのでワクワクしています♪


新成虫と言っても昨年羽化個体の起きだしなんですが♪
いろいろな種類を飼育しているとそれぞれ特徴が
あって面白いけど、対応がままならなくて
少々ストレスも出てきます。
ただ、ここで放置してしまいますとね^^)
累代という大命題から大きく逸脱してしまいますので
グッと堪えてしっかりやっときます♪



ネブトが割と分かり易くて、カップやタッパー内を
徘徊しますから大きなカップなどに成虫用のマットや
止まり木を入れて様子を見ます。心配なら♂♀別にして
動きがあるか見てからゼリーを入れます。
ゼリーは4分の一にカットしたものが減りが分かり易いです。
ボクはこの段階で♂♀同居させてしまうことが多いです。
クワガタにもカブト同様、後食をするしないあたりで
交尾をする種はいるので、ネブトもその類かな?と
思ってはいますが確信がありません。
(自力ハッチの場合はこの限りではありません。)



一番分かり易いのはドルクス各種で、動き出したなと
感じたらゼリーを与えてみましょう^^)食べなければ
まだだし、ほとんどが食べだすと思います。
ドルクスの場合、新成虫を保管した状態(タッパー等)で
そのままにしとくと、脱走(特に♀。タッパーのフタぐらいでしたら
齧って穴を開けて逃走します。)するので早めに成虫用の
ケースに入れ替えることをお勧めいたします。



ノコは今まで散々書いてきたので割愛気味に♪ 活動を開始したから
と言ってもすぐにゼリーを与えないのが大事です。
あと、あまり大きなケースに入れると暴れて消耗するので
ここも注意が必要です。



ミヤマも先ほどの記事をご参照ください^^)
ノコと比べるとぼんやり感が強いです。

ここまでで一番慎重になりたいのはミヤマで、次いでノコ
ネブト・・・の順でしょうか?とにかくこの時期は
寒暖差が激しいのですが、同じ寒暖差でも秋口と違い
温度上昇の度合いが激しく、温度管理をしていても
外気の状態を敏感に察知します。個体の状態はと言いますと
羽化から休眠を継続ではなく、休眠明けから活動開始という
時期なので、ここで刺激が強い(温度が急激に上がるなど。)
ことを感じさせてしまうと、まだ活動には?という状態で
暴れだします。そうなると最悪★。。。なんてことも
ありますから秋口とは違う対応が必要です。
産卵にも大きな影響が出る時期でもありますから
観察を細かにしとくのがよろしいかと思います。
ブリードがクワ趣味の主体だと個体をよく見ているようで
そうでもないときもあるので、この時期はゆっくり個体を
眺めるいい時期でもあります♪





自分のブリード用に用意したミヤマクワガタは
全部で7種。
アクベス ラティコルニス エラフス ルニフェル
ミヤマ イズミヤマ ミクラミヤマ。





だいたいが昨年8月羽化~の個体ばかりで
そろそろ起きだそうかという種類も出てきています。
ミクラミヤマは起きだしています。
まだキッチンペーパーを・・・
と、ここでなのですがミヤマは一工程挟んで
起こしていることを思い出しました。
ノコやヒラタの場合はキッチンペーパーがボロボロに
なったらケースに移して少し状態を見てからゼリーを
与え、ゼリーを舐めだしたら1ヶ月ほどそのままで
そこからペアリング~産卵となるのですが、
ミヤマは確か今の状態でケースに移して
(キリフキの頻度はノコに比べて多かったと記憶しています。)
状態を見てから初めてゼリーを与え、
(けっこう無駄にした記憶あり。)舐めだして、暴れて(?)
完全に起きだしたなと感じたらペアリング。
ペアリングは確認したほうがより確実かと思われます。
飼育下ではノコのようにメイトガードが見れることは稀だった
んじゃ?(ここらへんは記憶が曖昧です。)と、思い出しました。



状態の確認については、脚の力や複眼が機能しているかなどが
判断基準なのは他のクワガタと変わりませんが、この時期は
ノコと比べるとぼんやり感が強いので、対応は慎重にしといた
ほうが無難です。あとペアリング後、♂は★になる率は
高いです。いろいろな種類の飼育記事と去年のブリードと
比較してみても類似する部分が多々あるので間違いは
少ないと思います。またワイルド ブリードともに
交尾をしていないと長生きです。
(と、言ってもノコほどではないです。)
割と動き出したら短期決戦なミヤマ飼育。
起きだしさえしっかりしとけばそんなに難しいものではない?
と、思っています^^)



今日はエサ交換だけでなく、成虫もいろいろと見て
今後の計画について具体的に考えてみました。


パプキン ゲルツルード メタリフェル(パープル)
は産卵セット済み。割り出しはまだ先ですけど
うまくいってくれればありがたいです♪
ゲルツはもう1♀いるので近々セットを組む予定です。



トラグルスも2ペアいるからそろそろセットを組んでいきます。



プラティオドンなどの外産ネブト。
マラパネブトは販売予定です。



ナカノシマ オガサワラ 神津島産 
今期はこの3産地のネブトと今後羽化してくる予定の
産地でブリードしていきます。ただ全部をブリードするという
ことにはならないと思うので、ネブトはまた後日考えます。



3月下旬から4月にかけてのブリードのメインは
ミクラミヤマ。そろそろ起きだしているのですが
まだぼんやりしています。もうちょっと調べてから
ペアリング 産卵と進んでいこうと思っています。

で、5月はヒラタ。
ヒラタは有田市と神津島 中甑島 与路のスジブトの4産地2種を
予定しています。ヒラタについては産卵セットを置く場所から
考えていかないと・・・と、思っているので少なめの予定です。

そのあとはオオクワ ミヤマ ノコと続いていきます。




今年はムシベヤの室温をかなり下げていくつもりなので
産卵セットをムシベヤから出して保管しなきゃと
いまから場所探しです♪


ミヤマクワガタの産卵には黒土は有効です。
一部必要のない種類もいますけど、国産ミヤマは
黒土を混ぜたほうが、何かといい結果が出ています。



マットに始めから配合されているものもあるので
それを使用してもいいと思います。



アマミミヤマは幼虫飼育にも黒土を混ぜたのですが
けっこう大きくなっていました。



いわゆるミヤマクワガタはですね。。
徐々に黒土の割合を減らしたほうがいいかもしれませんね^^)
イズミヤマや北鎌倉産の幼虫たちはUマット+Nマット+黒土少々
で大きくなっていますから、今回は使用済みマット(黒土入り)
をフルイ掛けしたものを混ぜるだけに留めています。



アマミミヤマとミクラミヤマも食性が違うので、
国産ミヤマは3種類のマットが必要ということになりますね^^)



対して外産は、マットにあまり気を使っていないです。
ノコよりもう少し発酵が進んでいるけど高栄養ではない
ものがベター。外産ミヤマに黒土配合は必要ないとは
言い切れないのでこれからいろいろ検証していこうと
思います。



どちらにせよ産卵セットに黒土の配合は、裏技的要素が
あって有効かと思いますが、幼虫飼育においては
その必要性は種類によるところが大きいと感じています。
まだタイワンミヤマのエサ交換が終わっていないので
それも楽しみです♪




material by:=ポカポカ色=