クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今日は朝からクワ活しました。
まずはネブトのエサ交換。
ネブトは使用済みのマットも使うので新しいマットの
分量を考えながら交換します。
使用済みはフルイに掛けて新しいマットと混ぜます。



このカップは菌糸カス80にマット20という混合。
果してどうなっていたかと言いますと・・・



この状態で分かると思います。確かド初令で20ぐらい
入れたんですが、出てきたのは5頭。。
ほとんど溶けてしまったのでしょう。。。
カワイソウなことをしました。生存していた5頭も
そんなに大きくなっていなかったので、
根本的に合わなかったんでしょうね。

お次はこれ・・・



これも・・・ダメか??
幼虫の食痕カスに幼虫を入れて(これもド初令)
上にマットを被せた。。というだらしないセット。

ところがっ!



頭数こそは少なかったのですが、全頭大きいっ!!



スプーンと比較しても大きいと思います。
でも2gでした^^)



ここからはしっかり育ってもらいたいので
いつも通りのレシピで交換です。
因みに交換したのは、アマミネブト(加計呂麻 与路)
と、ヨナグニネブトでした。

そのあとはミヤマ。
今日は外産です。アクベス、メアレー、クラーツと
交換しました。アクベスやメアレーはなんとなーく分かるので
そんなに気負いがなかったのですが、問題はクラーツ。



クラーツ用と言いますか、ここは賛否両論あるのですが
(ボクの周りでの話です。)ボクは黒土依存と依存していないのと
ミヤマには最低でも2種類マットが必要だと考えているのですが
そうでもないよという意見もあり、迷うこと暫しです。
まぁでも、自分の思う通りにやって失敗したら自分で凹んで
おしまいなので^^)思い通りにマットをブレンドします。



一応ですね、クラーツ用にブレンドしたのは
使用済みマットフルイ掛け(けっこう糞がありました。)
Uマット 産卵一番 完熟マット 黒土の5種
使用済みマットを1とすると、Uマット3 産卵一番2
完熟マット3 黒土1の割合。
少し完熟マットが多いかとも思いましたが、経過を見て
ダメな様なら早めに交換します。

なんとなくなんですが、使用済みのマットのフルイ掛けというのが
自分の中でのキーワードになっていて、ネブトやマルバネ
ミヤマなどは朽ち木が土に還る最終工程にいる妄想があるので
飼育上では自分(幼虫)の周りのものは必要だが糞は必要ない気が
しているのですね。ネブトが自分(幼虫)の周りを固めているのも
起因しています。このネブト、マルバネ ミヤマの中で雑食はネブト
だと思っているのですが、ミヤマやマルバネは限定しているような
気もしています。

と、ここで気温が下がってきたので今日はおしまい^^)
あとは菌糸を交換して次の週に備えます。






さて、ここで幼虫の体重を測ってみましょうか?
本土系なら10g~ 南西諸島系(アマミ トカラ トクノシマ)
なら14g~だとかなり期待が持てますが、ここでの体重はあくまでも
目安ぐらいで考えておけばと思います。もちろん体重が載っていたほうが
期待は持てます。



この交換時期は7月セット、9月割り出し
2令だったらそのまま800菌糸で11月下旬から12月にかけて
1400に交換。この1400は引っ張ります。
できれば3月下旬ぐらいまでは引っ張りたいトコロ。
で、次の交換のときには幼虫をよく見ます。
幼虫の青い部分が多い個体はもう一本1400菌糸で
いきましょう♪ まだまだ伸びると思います。
青い部分がほとんどなくてクリームがかった色の幼虫は
菌糸に入れるとショックで蛹化の準備(蛹室を作る)を
始める個体が出てくる可能性が高いけど、ここは分からないので
飼育する側の好みでいいと思います。
ボクはだいたい1400のマット固詰めに入れてしまいます。



これであとは羽化を待つばかり・・・と、いかないのが
ノコのスゴイところです。。
ここで気をつけなければならないのは温度上昇による暴れ。
これ、一説によると蛹室を作るところを探していると
言われていますが、暴れないに越したことはないので
なるべく低い温度のところに置けるといいと思います。
この時期は温度がグンと上がるので、天気予報も
よく見て対策を練っておくと安心です。



よくこの時期の体重は30gとかになるとか聞きますが
ボクはそこまで体重を載せたことはありません。
アマミノコでも24とかそれくらいですが、
けっこう大きな個体は孵しています。
アマミノコで74は比較的出やすいのですが、
76~は気を使います。菌糸やマットの状態を見て
蛹化用に変えたほうが無難です。蛹化用はマットで作ります。

蛹化用のビンの作り方は長くなるのでまた今度にします。

さて、3本目が4月ごろの交換でここから蛹室⇒前蛹⇒蛹と
なります。大きな個体ほど各ステージの期間は長くなります。
蛹室を作ってから前蛹が1ヶ月、蛹になってから
約2ヶ月かかるので羽化はだいたい7月~8月です。
温度は低めのほうがいいですよ。蛹室を作った場所や状態で
人工蛹室に入れることも視野にいれておいたほうがいいです。

ただ期間についてはあくまでも目安で、大きな個体ほど
各ステージが長くなりますから全部で14ヶ月~は
考えに入れておいたほうがいいかなーと思います。

あとあんまり多く飼育しているとどうしても散漫になるから
ここは自分と向き合うことも大切かも・・・
とは、自分に言い聞かせています^^)







ここのところあまり大きいのは出していないので
書こうか迷ったのですが・・・

書きます♪



まずですね^^)
セット時期なんですが、6月下旬~7月上旬にセットすると
産卵してから2週間ほどで孵化しますから(室温が低いと
もう少しかかります。)そのまま放置します。
割り出しは2令初期がいいと思います。
この時期の割り出しでしたら菌糸でもマットでもいけます。
今回はデカクするのが前提なので菌糸に入れます。
ここで・・・なんですが♂♀の判定をします。
♂のみ菌糸に入れて、コストの低減と管理の簡略化ができるように
しときます。



話は前後しますが、どの種類がでかくなるの?という疑問が
生じます。単純に大きなノコを拝みたいならご自分の好きなノコを
飼育されればいいと思います。ただ種類や産地によっては
菌糸が有効じゃないものもあります。
大型でも70~を確実にとおっしゃるなら、アマミノコをお勧めいたします。
アマミノコも笠利町産。少し細長いのが産地の特徴
(もちろん個体差あります。)でもあるのでお勧めです。



アマミノコでしたら時期がきたらワイルドの入手が可能だし
比較的安価です。トクノシマもこの時期入荷しますが
トクノシマは意外と伸びないのでデカクしたいのなら
アマミノコです。伊豆大島や壱岐島も入荷しますが
一癖あるので、ここはアマミノコ、お勧めです❤



さてさて、セットを組みました。幼虫が見えています。
菌糸に入れました。このときの菌糸サイズは800で充分です。
この菌糸は食い尽くさせます。よく菌糸は熟成したやつが・・・
と、ありますが最初の1本は新しくても大丈夫です。
もし心配ならショップで冷蔵庫保管している菌糸を購入しても
いいですよ。あれはキノコ菌の活性を抑えているだけなので
入荷時期によっては少しづつ熟成(≒劣化?)しているので
むしろいいかもしれません。問題は2本目で1本目で大きくなった
幼虫は1400に入れます。このときは熟成していたほうがいいので
交換する2週間前には揃えとくとすぐ交換できます。
ここで大きくしたい個体と羽化まで持っていく個体と
分けてしまうこともいいと思います。
大きくしなくてもいい個体はマットに入れるのですが
けっこうマットに入れた個体の方がカッコよく
孵ったりするので、こちらもしっかり飼育します。

長くなったので続く。。




時代は変わったな・・・とつくづく感じた出来事で
以前は野外こそ手に入ったけど、ブリード品が
入手できるようになったのは時代の流れを感じます。
ブリード技術の向上、それを実践できるブリーダーの存在
しかも販売に廻せるようにまでなっていたんですね。



以前にも書きましたが、過去ブリードしたことはあるけれど
販売までは行わず、自分の趣味の範囲で留まっていました。



64と68.5の2♂3♀(1♀はおまけだそうです♪)の2ペアで
落札した宮崎県産ミヤマクワガタ。
画像は耳状突起の違いを画像で並べて見ました。
4ミリという数字の違いだけでは表せない個体差に
目を瞠ります。



♀は3頭とも40ミリと申し分ないサイズ。
ゆっくり休んでもらいます。



68.5の♂。ボクが住む地域でこのサイズが採れたら
小躍りしそうなサイズです。宮崎ならではフジ型が
しっかりと強調されています。



何よりも出品者様が、国産ミヤマが大好きで大事に
ブリードされていることがメールの端々から感じ取れたのも
嬉しい要因のひとつです^^)
ご存じの方も多いと思いますが、国産ミヤマの大型は
集められている方が多く、野外は元よりブリード品の大型も
それ相当の覚悟で臨まないと入手は困難です。
今回、入手した個体を眺めて、つくづく納得したり
していたのでした^^)







ただいま凄い人気のパプキンの特殊カラー。
凄まじいお値段で落札されています。



確かにキレイです❤
種親候補とのことで落札してみました。



パプキンは撮影する場所の光の具合や種類によって
様々な色を発色するので見ていて楽しいです♪



限られたスペースで必要数をムリなく楽しむという点では
パプキンはお勧めで、低温にも強いので必要最低限の
温度管理で飼育は可能です。
画像のような特殊カラーはもちろんのこと、
そろそろ(もう?)ワイルドが入荷してくるので
ワイルドから自分好みの色の個体を累代していくことも
できますね^^)



いろいろな種類と一緒に飼育されている方も多いので
気がついたら仲間ができていたなんてことも?^^)



画像の紫やブルーに限らずいろいろな色が出てくることも
魅力のひとつ。以前、青で固定された血統を飼育していたことが
ありました(これは見事に青しかでませんでした。)が、
いろいろな色が出るのもいいよなぁと、思います。



ネブト同様あまり場所も取らないのでコレクションに
加えてみてはいかがでしょうか?


material by:=ポカポカ色=