クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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休みでもなんだかんだで同じ時間に起きてしまうのは
歳のせいなのか?それともやることがあるからなのかは分かりませんが
とにかく起きたはいいけれど何からやろうかが決まっていなかったので
とりあえず産卵セットを組むところから始めました^^)



ヒラタ記事が続いたのでヒラタ用。
マットが黒いです^^)ヒラタ2種類 ノコ3種類ぐらい
ノコは交尾が終わった種類から随時入れていこう的なイメージで
組んでいます。



全部で7セット組みました♪ 小さいのはパプキン用です。
途中マットとか止まり木 エサ皿を買いに行ったり、
雨に降られたりと何かと忙しなかったけど、まぁまぁ組めました^^)



ペアリング中のケースたち♡
意外にもクロシマノコ 本土ノコがいい調子です♪
パプキン ヒラタはすでに交尾済みですから
セットに♀を入れるだけですね^^)

あと材を加水したり、起きてだしたミヤマをケースに移したりして
あっとゆーまに辺りが暗くなってしまいました♪

このGWにミヤマも数種ペアリングが掛けられそうです^^)


国産ヒラタの飼育はいろいろお好みでいけますと
先日お伝えしました^^)今回は幼虫飼育と相成ります♡



このあいだの産卵までを簡単におさらいすると・・・

・♂♀活動開始して、後食が進めば時期は関係なしでペアリングはできる。
・季節は問わず産卵させられる。(温度が低い場所・時期は✖)
・産卵セットは材を入れてもマット固詰めでも大丈夫。
・ケースに幼虫が見えて♀が上がっていたら取り出す。
(大きなケースならそのままでもOK)
・幼虫は2令初期ぐらいで割り出すと安心。

と、こんな感じです^^)



さて、幼虫飼育なのですが、割り出した幼虫は菌糸でもマットでも
大きくなります。ここのところ、菌床を発行させたマットというのが
大きくなるので使用頻度が高いです。マットで飼育する場合 
固く詰めたほうが成績がいいです。



ここまで別に特筆すべき点はございませんが、この1本目は800で
大丈夫です。産卵セットの割り出し時期にもよりますが、だいたい
1本目で2ヶ月~4ヶ月ぐらいでしょうか?
4ヶ月は長いんじゃ?と、思われる方もいらっしゃると思いますが
以前、有田市のヒラタ(血統モノ)で、半年近く経過してようやく
交換したことがあるので、その限りではないです♪
この場合、エサになるマットや菌糸の劣化具合も大いに関係して
きますから、劣化が遅くなる場所を探しとくのは手です♪



産卵セット割り出し時に♂♀判定ができればしといて、
♀は800 1本で羽化させることができるとコスト減に繋がります。
大きな♀を羽化させたい場合は♂幼虫の飼育に準じます。



2本目からが大事となります。ここではしっかり♂♀判定ができると
よろしいかと思います♪ ♀は800でも1400でもお好みで、♂の期待できる
幼虫は1400~の容器に交換します。ここで・・・どのような個体を
羽化させたいか考えとくのもいいですね^^)大型美麗個体を
お望みの場合は、♂幼虫の選別(体重 長さ 頭幅etc)をして、極力
大きな容器に入れます。温度もエサと生体の発育、両方に適切な温度帯の低めを
維持できるようにします。ヒラタの場合 1本目で大きく育った幼虫は
交換時のショックや温度等 諸々の事情でさっさと蛹化準備を始めて
しまう個体もいますから、タイミングは大切です。



無事2本目の交換を終えて、数か月が経過しました。
ここはどう判断するかが大切で、交換しないほうが良かったりもします。
エサの状態や食痕などをよく見て、どうするか決めてください^^)
今期 飼育しているツシマヒラタは結局交換しないで、蛹化させましたが
たぶん交換してもすぐ蛹室を作り出した(結果論ですが)と、思われるので
ヨシとしています。エサの状態によっては交換したほうが個体にはいいです。
一番いいのは、3本目をある程度食させてから蛹化した形跡のある容器で、
そのような個体は、かなり期待していいのではないでしょうか?



最後に、無事羽化させて累代を繋げたい場合、♂も♀も800 
1本で羽化させることはできます^^)7月2令割り出しで飼育していくと
早ければ翌年2月ごろ羽化してくる個体もでてきますから
意外な時期に新成虫とご対面なんてことも経験できます♡
この場合は夏季を極力 温度の低いところ 冬季になるべく
暖かいところに飼育容器を置けば大丈夫です。
国産ヒラタの飼育は肩の力を抜いて飼育できますが
大きな個体となると話は別になってきます。偶然のそのまた偶然が重なり
大きな個体が出てくることはありますが、狙って出すとなると難易度が
上がります。。入門種の一つに挙げられるけど奥も深いヒラタ飼育♪
飼育種のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?









マットもいろいろありますが、種類によっては
同じマットで飼育できます。ちょっと銘柄は出せないので
なんとなーく分かっちゃった♡ぐらいの表記でご連絡差し上げます♪
もちろん市販のマットのことです^^)





画像の6種は、ほとんど同じマットでいけます。
マットも低添加から高栄養まで様々なマットを使えますが、
種類によっては産地で少々変えてあげたほうがいい種類もいます♪



かなり限定されますが、メタリフェルとノコも同じマットで
飼育できますよ♪ 先ほどの6種より低栄養なのがいいみたいです。




ここの画像に属する種類は、銘柄ひとつというわけではなく
2つ3つを配合すれば飼育できるカテゴリーです^^)
意外とヨーロッパミヤマ系はノコ寄りの配合でも飼育できます。


 

意外かと思われるかもしれませんが、この4種を飼育する際
ベースになるのは同じマットです♪ もちろんあれこれ工夫は必要ですが
一番配合率の高いマットは同じです。

もちろん専用マットは、その種類に特化した素晴らしいマットだと
思います。ただ専用となるとニーズに応じた生産量となるので
品薄 コスト高となるのは必須です。この種類を飼育してみたいけど
コストがなぁ。。。と、二の足を踏むこともあるかと思いますが、
ちょっとした工夫で市販の(割と入手しやすい)マットで対応できること
もあります♪ もしたくさん幼虫が採れた時にでもチャレンジしてみてください。
でも生き物だからそれで死なせたらカワイソウ。。ということもあるので
産卵セットで使用したマットのいい部分・・・コバエが侵食していない
極端に乾燥した部分を避けて、できれば幼虫が出てきた周りのマットを取っておいて
混ぜ込むと事故は大幅減となることも多いので、ちょっといつもより
時間をかけてみるのもよろしいかと思います♪






まぁ産ませるのは簡単と言ってもいいです^^)
間違いないのは、今日みたいに温度が上がった日に
産卵セットに入れると、えっ?って思うくらい産んでくれます。



ボクは、羽化後1年ぐらい経過した(一冬越した)ペアを
使いますが、そうでなくてもそこそこ産むので、こちらはお好みで
大丈夫かと思います。



産卵セットに関しても、マットの固詰めでもいいし、材を入れても
いいので、こちらもお好みで大丈夫です♡



これは持論なので参考程度に思っていただければ幸いですが、
その種の発生期に産ませたほうが何かといいみたいですね^^)
本土ヒラタなら5月~7月 サキシマヒラタやツシマヒラタは
6月~8月 アマミヒラタなら7月下旬以降な感じです。
ただヒラタの場合、もう大丈夫と思った時が最盛期でもありますから
ホーントお好みで飼育されればよろしいかと思います。



無事産卵を確認して、幼虫を得られたら飼育に関しては菌糸でも
マットでもいけるので、ここもお好み?で大丈夫♡です。



ちょっと本土ヒラタで例を挙げてみますね(^^♪

このGWでペアリング。期間もお好みで♪
ボクはだいたい1週間くらいです。
産卵セットは小ケース マット固詰め。マットは産卵一番に少量完熟マットを
混ぜたり、底部分のみ完熟マット(5センチくらい)上部は産卵一番でという
見ため美味しそうなセットを組んだりしています。
ボクが住む関東は5月いっぱいぐらい初夏の季節が続くので、だいたい
5月下旬ぐらいに卵や初令幼虫がケース側面に見えてきます。
一応2令ぐらいで取り出したいので、1ヶ月半~2ヶ月はそのままに
しておきますが、小ケースだと♀が上に上がってくることがあるので
幼虫が見えていたら♀は取り出して、次のセットでもいいし
余生を過ごしてもらっても構わないと思います。
そーゆーのが面倒でしたら中ケースで組んじゃうのも手です。
ただ♀が初令幼虫を食べちゃうことがありますから、幼虫が見えていて
♀が上がったら取り出したほうが無難です。



だいたい20も採れれば成功だと思いますよ^^)
ヤフオクに出すことを前提に飼育したとしても40?は多いかもなー♪
ここからは幼虫飼育となります。幼虫飼育についてはまた後日
書かせていただきます♪


このGW初日の夕方、少し仕事で動いたんですね^^)
天気も大いに影響していると思いますけど、まぁ空いていました。。
風も雨も強かったですしね。。



そんなGWの初日を終えて、ミヤマ各種 出品させていただきました♪



宮崎県産ミヤマクワガタ♀単品。
以前から数回出品している宮崎県産ミヤマ♀単品ですが、
今回は後食をさせていないだけという個体を出品しました。
飼育個体をお持ちの方 そろそろ起き出し始めていると思います。
血の入れ替え ♀がどうも不安・・・という方にお勧めです。
販売などを考えず個人で楽しみたいという方 産地不明にはなって
しまいますが、他産地との掛け合わせは可能です。兄弟♂はまだ幼虫で
最終交換時に20gオーバーが出ていますので血筋的にはよろしいかと思います。



昨年 このまま死なしてしまうのは勿体ないと出品した
一度使用のミクラミヤマ♂単品。昨年は意外と好評でしたので
調子に乗って♡今年も出品です。
ただモノがモノだけに、出品期間が短いです^^)
ミクラミヤマのペアリングについてですが、ボクは起き出しの判断は
♂がケース内を徘徊し出し、♀が止まり木などの陰から頭だけ出して
様子を伺っていることを確認したら、後食を待たずに同居させてしまいます。
ミクラミヤマのサイズにしては大きいと思われる小ケースで起き出し待ちをします。
今回はミニケースを使いましたが、小ケースのほうが分かりやすいです。
同居させると、最初のうちは♂♀触角だけ反応していますが
同居後30分ぐらいで行為を始めます。振動や揺れには敏感ですので注意が必要です^^)
行為自体は15分~30分ほどです。行為が終わると♀はさっさと潜っていきますから
観察していなくても分かりやすいです^^)その1回の同居のみの使用ですから
♂は元気です♪ 交尾後1週間~10日経過した個体(後食済み)を
出品させていただいています。



非常に迷ったけど出品したミシュミミヤマペア。
ホントは♂をもう少し安定させてからと思っていたのですが、
配送時 車両庫内の温度上昇のほうがミヤマにとっては危険と
判断して出品しました。もちろんこの時期でも保冷剤を入れて
梱包もしっかりさせていただきます。(緩衝材も通気がいい紙に変更します。)
配送時に起こりえる事故対策はできる限り万全にして発送いたします。



ご覧のように尻と横腹が上翅よりはみ出ていますが、羽化後まだ
1ヶ月未満ですからね。。出品終了時にはもう少しいい状態になっていると
思いますし、特に尻は活動開始ぐらいにはきれいに納まると推測されます。
交尾器がはみ出ているワケではないのでブリードに支障はありませんから
ご心配なく^^)



♂と♀の羽化時期が3ヶ月ほど離れています。
もしご心配でしたら、♀をワインセラーなどの保冷器具内で管理、
♂を常温の低いところで管理して活動時期を調整すれば問題ないと思います。



今後のミヤマ出品ですが、成虫は国産ミヤマの♀が複数残っているだけなので
次回は今年羽化してくる種類が中心となります。
羽化してきても出品は配送の関係上 真夏は避けると思いますので、
秋以降となります。奮ってご入札に参加していただけるとありがたく存じます。
よろしくお願いいたします(^^♪







 



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