クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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昨年何かと引き合いの多かった
クロシマノコ。
ウチには3ペア(もう少しで4ペア)のみ。

一昨年、知る人ぞ知る感の強かった
ヤクシマノコ。
亜種登録されるんじゃ?という頃は
一番初めに嫁いでいました。

クロシマもヤクシマもアゴの湾曲が強いことが
共通点なのですが、クロシマは光沢が強いんです。

あと共通点としては、どちらも
赤い個体が多いみたいです。
クロシマはマックロも出るみたい。
少ないみたいですが。。
トカラの黒化型と同じよーなカンジ
なのでしょうか?
ウチにいる子はみーんな赤いです。
クロシマという名前に錯覚してしまうのは
ボクだけか?^^)

九州南部の、佐多岬よりトカラ側に
ある代表的な4島のクワガタは全て
亜種になるワケなんですねぇ^^)

この画像 左がクロシマ
右がヤクシマです。
右のヤクシマのほぅが大きく見えますが
これは位置関係によるもので
サイズは同じくらいです。
どちらも頭幅があり、前胸が同じくらいの太さで
上翅と続きます。
この縦のラインと横のラインのバランスに
自分の好みがあるみたい♪
書いてて閃いたのですが、こないだ
採ってきた伊豆大島も並べてみればよかった^^)
近いウチにUPします。

これはあくまでも個体としての比較なんですが
ウチのクロシマは、ボディに対してアゴが短いので、
これまたウチにいるヤクシマぐらいまで
アゴの長さがあれば、もう少しカッチョよいのかな?
とか思います^^)

屋久島 黒島 伊豆大島と太ノココレクションなんてのも
いいかもしれない^^)

国産ノコは亜種になっていなくても
地域変異が多いので集め出すとホント 
ドツボに嵌ってしまいます。

それがいつまでもノコに傾倒できるひとつの
要因なのです^^)





今期は加計呂麻しかいない。。
アマミノコギリクワガタ。

しかも70越えてるのがいない。。

この子なんかは上翅にシワ寄っちゃってるし。。

本土系が多い今期は新鮮に映ります。

飼育で考えるなら、
菌糸で飼育されたほうが
大きくなりやすいと思います。
マットでも大きくなりますよ♪
期間は長くなりますが。。

個人的にはですね、
他のクワを飼育していて
たまには国産ノコを・・・
という方。
オススメです♪

幼虫も大きくなりますしね^^)

単純にアマミノコが飼育したい!
と、言うならば本島産がオススメですが
ちょい変わった産地で・・・と、なりますと
本島以外は全て流通が少ないので
出ていたら買いだと思います。

与路島 請島 加計呂麻島のアマミノコは
トカラの諏訪之瀬ぐらい出回らないと思います。

ある程度、飼育経験があって国産ノコを・・・
と、いう方にもアマミはオススメ♪

大きな成虫を孵すにはそれなりのスキルは
必要だと思うので、今まで培ったアレコレを
試すにはいいかもしれません。

2016年度は久々に奄美大島産(油井岳)の幼虫を
多数採っています。

大きなアマミノコを拝めることを期待しています^^)


今期のメイン・・・トカラ以外では本土系亜種(^^♪


ミシマイオウ、クロシマ、ヤクシマ、ミヤケ

このあたりを中心に飼育していました。

ミシマイオウ、クロシマは幼虫の段階で
売れてしまったので僅少しかいないのです。

ミヤケは元々数が少なく採っているところに
加え、幼虫、成虫で売れてしまい現在1ペアのみ。
式根島はあまり採集者がいかないらしいので
この1ペアは持っとこうかと^^)

で、残ったヤクシマなんですが
けっこーいます♪
ペアにして7ペアぐらいか?
7月のクワタに間に合ったのが1ペアだけだったのですね。。

小さい♂もけっこーいるのですが
大きいのもいます❤

こんなカンジ(^^♪
これ・・・デカイですよ!

この子はヤクシマっぽくないですが
サイズ的にはいいですよ♪

ヤクシマは、頭部アゴの付け根から複眼横ぐらいまでの
Vラインがキレイだし、シンメトリーです。

この付け根からちょっと上にあがってから
下にカーヴを描いて落ちていくカンジは
ヤクシマ最大の魅力じゃないでしょうか?
大きい個体でも赤いのも好みです❤

画像は4個体を使っています。
どの個体も赤いのとアゴが太いです。

サイズ的にはこの魅力的な湾曲のおかげで
いまいち伸びないけど、迫力で言ったら
ヤクシマです^^)

現在、種親としてワイルド F1 F2といる
ヤクシマノコ。画像の個体たちは
全部F2.
F3になったときの大きさに
期待は隠せません^^)







もう最後に近いんですね^^)
意外と残ったのはアマミヒラタ。
まだ5本ぐらいあります。
蛹室作ってる段階です。
加計呂麻はセット時期が他のより1ヶ月ほど
遅いので今が旬といったカンジです。
あと中之島が1本残っています。

掘り進んでいくと・・・
ちょっと堅くなってポコッと穴が♪
画像はちょっと広げています。

見にくいかもしれませんが
アゴの先端が写っています。

羽化してからけっこー経っているみたいです。

加計呂麻クン♪
今年の加計呂麻はカッコはまぁまぁなんですが
小さいです。。。
60後半ばっかり。。。

アマミはやっぱ74あたりからだよなー。。。
などと、思ってしまいます。。


ワイルドとブリードモノ(^^♪

と、言ってもオキノエラブノコしか
いないのですが^^)

ヤクシマとかもいるけどサイズが違いすぎるし。。。

まぁチョコマカと動き回るので
画像にするのがタイヘンです^^)
あっ!ワイルドです。


こちらはF4 8月6日羽化なので
ボヤっとしています。

明らかに食ってるモンが違うのが分かります。
でも色は遜色ないですね^^)
もちろんワイルドはもうご老体。
ブリードモノはこれからなので
その差はありますけどね。

腹だけではないですね、全体的にパンパンというか?
これ・・・ノコに限らず
希少性の高い(もしくは入荷が少ない)クワで
ブリードモノしか見たことないとか
あるぢゃないですか?
野外のモノと、かけ離れたカタチのクワって
随分いるんだろーなー。


実際のトコロ、ノコはブリードで出るような
個体は稀だそーです。
ちっちゃいのがほとんどで
大きいのは少ないどころか
採れたらラッキーの中のラッキー野郎に
なれるそうです(ウソです)^^)
ボクもワイルドで大きいのを見たことあるのは
加計呂麻アマミぐらい。
大歯は何種か見てますよ。
アマミ(油井)、トクノシマ、ヤクシマ・・・
でもブリードで出てくるような大きさではないです。
そ~いった意味では伊豆大島採集は面白いかもしれません。
大きいの採れますからね^^)



ところでオキノエラブ。
この子たちもオレンジが強いのですが
トカラとはまた違う色合いです。
これが種類が増える原因なのか?
とか、思っちゃいます^^)


material by:=ポカポカ色=