クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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昨日からヒラタのペアリングをしていますが
みなさんは、ペアリングに時間を掛けますか?
人によっては、狭いスペースで行為のみ済ませたら
すぐ産卵セットって方もいらっしゃいます。
ボクはどちらかというと時間を掛けるほうです。
2週間とか平気で同居させてしまいます。
国産の場合、エサ切れを長期間させてしまうとか
個体のサイズに見合わない大きさのケースに長い間
同居させてしまうとかしない限りは♀殺しというのは
滅多に起きないので、ペアリングの期間は長く設けています。



なんで?って、ことになるんですけど
この間に産卵セットに必要なモノを買い揃えたり^^)
あと、これは経験上なので根拠がないのですが
産卵数が少なくても♂♀のバランスがいいのですね。
5:5まではいきませんけど6:4ぐらいまでは
かなりの確率です。特にノコの場合、
親虫の状態がいいと凄まじく産んでしまいます。
なのである程度産んでいるなと確信したら
♀はセットから出してしまうので
♂♀のバランスは重要なのですね。
ちなみにこれもあくまでも経験上なので
かるーく読んでいただきたいのですが
累代が浅いと♀の割合が多く、累代が進むに従って
♂の割合が多くなる傾向を感じています。



では種類別ではどうなのか?ですが、
ヒラタやコクワはエサ皿の下で♂♀仲良く並んで休んでいると
もう大丈夫です。特にヒラタは、♂がエサ皿の下に潜んで
♀が来るのを待っている傾向が強く、コクワも同様です。
ヒラタの場合は、コトが済んでから♀が徘徊したりすると
(たぶん、卵を産める場所に移動したがっている。)
その音や動いている♀に反応して、ガチッ!と
やってしまうことはあります。
なのでペアリング開始後、ある程度の期間(3日~1週間)
が経過したらケースを開けて♂と♀のいる場所確認を
しとくと安心です。♂は相変わらずエサ皿の下にいるはずなので
♀がどこにいるか?が重要。♂の隣、もしくはケースの角に
潜っているようでしたら、♂♀を分けます。
コクワも同様なのですが、コクワは種類によっては
ニジイロみたいに♀を追い掛け回すのもいるので
♂♀が一緒にいるところを確認したら分けてしまっても
いいと思います。



対してノコなんですが、ノコはペアリング後
エサ皿上でメイトガードが観察できます。
メイトガードしているあいだは一緒にしといても
大丈夫です。メイトガードしている♂♀は
ムリに離さないほうが無難です。脚が絡まって
大変なことになること多しです^^)
メイトガードの期間には個体差がありますが
メイトガードさえ確認できればもうコトは済んでいるので
産卵に廻せます。
メイトガードまでのあいだに2,3回の交尾はしているハズなので
ノコは割とメイトガードまで待つことが多いです。



ヒラタとノコのペアリングで決定的な違いは
ヒラタは、ペアリングが済むと♂のナワバリ意識が戻り
ノコはヒラタほどではないなというのが違いとして
あります。ちょっと表現が適切かどうかなんですが
ヒラタはコトが済むとその♀とはおしまい的な印象が強いです。
どちらもペアリング時に気をつけなければ
いけないのは外的要因。
急激な温度上昇とか蒸れ、必要以上の介入は
♂を興奮(ストレス?)させるので極力避けたいところです。



あとですね、これはお節介かもしれませんが
ペアリングの時期のときにある程度の飼育計画を
立てとくと後々ラクです^^)
ボクはけっこーやることと、費用を分散させられるように
しています。

どちらにしても全てはここから始まります♪
みんなで一緒に楽しめることを節に願います♪

あっ!明日はクワタ大宮です。ソニックシティ小会場です。
ボクは今回参加しませんが、皆様のご来場を願っております^^)





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♂ ♀の比率について
こんにちは。
私もこの点に関しては、注視しています。長く飼育を続けると皆さんが必ず直面する不思議現象のひとつだと思います。私もたびたび遭遇します。
ブリード大成功でもメスの数が多いと結構凹みます。
私は基本インライン飼育ですが、アウトラインが当然の自然下の生態と、異なる人工飼育の一種の弊害のようなものなのでしょうか?

また、ドルクスなどで産卵産み始めのたまごにはメスの割合が多く、後でオスの割合が高いとも以前聞いたことがあります。
本当でしょうか?ご存じでしたらお答え頂きたいです。
東京クワジ 2017/05/13(Sat)20:15:15 編集
比率について
こんにちは^^)
これは根拠のないボクの経験を書かせていただきます。まず、ドルクス系の
最初♀あとから♂ですが、これは強く感じます。たぶんなんですが、ドルクスの場合、産卵後も♀は生存しているのが起因しているのかな?と思います。
ブリード時の偏りですが、インラインでもアウトラインでもあまり大差ないように感じます。ただ、累代が進むと♂の比率が高くなるのは経験上あります。
確かにインラインの場合、血の濃さは
自然下では考えられなような濃さになるのは聞いたことがあります。
♂♀の偏りは、採卵時期を変えることと
セットを変えること(産卵時の環境が変わる)で、
ある程度の回避は可能です。インラインでも飼育場所(飼育者が変わる)が変わったりすると違う結果が出ることもあります。
あんず 2017/05/14(Sun)13:35:16 編集
無題
質問の回答ありがとうございました。

たまごの件、やはり起こりうることのようですね。不思議ですね~。

累代が進むと♂が多くなる件も、私のところでもおきています。
累代飼育が途絶える原因の一つとなっている気もします。(根拠はないですが・・・)
小成功まずまずで、あまり採卵できなかったときや、
ブリード数の関係で期間短めで産卵数を意図的に抑えたときなどの幼虫が殆ど♂で羽化し、貴重な♀がブリード前に落ちたときは、ショックでした。

大人で飼育を再開して10年程ですがそうやって幾度か駄目にしています。

さすがに再開時から続いている血統物・産地物は無くなりました。

話が少しそれました。
今期もこの現象は注目すべき点として観察していきたいと思います。
東京クワジ 2017/05/14(Sun)19:46:52 編集
material by:=ポカポカ色=